新築住宅でも発生する!施工ミス&換気不足が招くカビ問題

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新築でも安心できない?施工不良と高気密住宅が招く壁内・床下カビリスク

新築でも安心できない?施工不良と高気密住宅が招く壁内・床下カビリスク

2025/05/07

新築でも安心できない?施工不良と高気密住宅が招く壁内・床下カビリスク

「見えない湿気」を見逃すな!新築住宅に潜むカビの原因と根本対策

こんにちは、MIST工法®カビバスターズ本部です。新築住宅はいつまでも美しく、安心して暮らせるはず。しかし「新築だから大丈夫」と安心しきっている間に、壁の中や床下で湿気がじわじわとたまり、気づかぬうちにカビが広がっているケースが後を絶ちません。特に最近普及している高気密・高断熱住宅は省エネ性能に優れる一方で、適切な換気が行われていないと室内の湿気を排出できず、内部結露を引き起こしやすくなります。

実際に、施工ミスや断熱材の隙間不足、配管周りの防水処理不良などにより、建物の構造体である壁体内や床下に水分が滞留し、そのまま放置すると建材を腐食させるだけでなく、アレルギーや呼吸器疾患などの健康リスクも高まります。にもかかわらず、見えない場所のトラブルは気づくのが遅れがちで、対策が後手に回ってしまうのが実情です。

そこで本ブログでは、新築住宅に潜む「見えない湿気リスク」の正体を詳しく解説するとともに、MIST工法®による根本的なカビ予防策をご紹介します。全国のMIST工法®加盟店であるカビバスターズ・カビ取リフォーム・カビスター隊が連携し、最適な施工フローとアフターメンテナンスまで一貫してサポート。新築だからこそ知っておきたい湿気対策のポイントを、ぜひ最後までお読みください。

目次

    はじめに:新築住宅でも油断できないカビリスク

    見えない湿気が新築住宅の安心を蝕む

    新築住宅は「新しくてキレイ」「精度の高い施工」というイメージが強く、多くの方が施工後すぐに安心して暮らし始めます。しかし、その安心感の裏には「壁内・床下の見えない湿気リスク」が潜んでいることをご存じでしょうか。実際には、設計通りに施工が進んでいても、ごくわずかなミスや配慮不足が原因で建物内部に水分が滞留し、やがてカビ問題を引き起こすケースが後を絶ちません。本章では、新築住宅だからこそ気をつけたいカビリスクの背景と、放置したときにどのような問題が生じるのかをわかりやすく解説します。

    まず、新築住宅の最大の盲点は「壁体内結露」です。住宅の断熱材や気密シートは外部の湿気を遮断し、内部の熱を逃がしにくくする一方で、室内で発生した水蒸気が外へ抜けにくくなる特性があります。とくに窓周りの気密施工がわずかにでも不十分だったり、配管まわりのシーリング処理が甘かったりすると、そこから侵入した冷たい外気に触れた壁体内部で結露が発生。目視できないまま木材や石膏ボード表面の裏側に水分がしみ込み、カビ胞子の温床を作ってしまうのです。

    次に、床下の湿気滞留にも注意が必要です。新築時には防湿シートや十分な換気口設置が規定されていますが、施工現場の状況や湿度管理が徹底されないと、地面からの水蒸気がシートのわずかな隙間を通り抜けて床下空間に侵入。高気密住宅の場合、床下からの空気が上がってこないまま床束や根太に長期間接触し、じわじわと木部の含水率を上昇させます。すると、カビだけでなく木材腐朽菌の活動も活発化し、建物の構造耐久性をも脅かす恐れがあります。

    さらに、最近主流の高気密・高断熱住宅では「換気システム依存」の落とし穴があります。計画換気(24時間換気や熱交換型換気)を導入していても、フィルター掃除や風量チェックが行われないと換気効率は低下します。しかも住まい手のライフスタイルによっては24時間換気のダクトを手動で止めてしまうケースも。結果として屋内の空気は滞留し、調理や入浴時の湿気が室内にこもり、建物内部の見えない隙間にじわじわと染み込んでいくのです。

    これらの「見えない湿気リスク」を放置すると、カビは一度繁殖すると再発しやすく、表面の拭き取りや塗装だけでは根本的に解決できません。アレルギーやぜんそくなど健康被害をもたらすだけでなく、柱や梁など建物躯体の劣化を加速し、長期的に見れば修繕費用が膨れ上がる重大問題へと発展します。本ブログでは、こうした新築住宅特有のカビリスクを回避するために、MIST工法®ならではの微細噴霧技術による根本予防策をご紹介。全国のMIST工法®加盟店であるカビバスターズ・カビ取リフォーム・カビスター隊が連携し、現地調査から施工、アフターメンテナンスまで一貫対応します。安心・安全な住まいを守る第一歩として、ぜひ次章以降もご覧くださいませ。

    新築住宅でカビが発生する3大原因

    完璧な新築にも潜む、見えない湿気トラップ

    1. 施工不良による壁内結露
    新築住宅で最も見逃されやすいのが、断熱材と防湿層のわずかな隙間や配管まわりのシーリング不良に起因する壁体内結露です。設計通りに気密シートを施工していても、施工現場での小さなズレやテープ貼りミス、ビス締めによる穴あきなどが原因で、外気や室内の湿った空気が壁体内部に浸入します。外気温が低い冬季や雨天時には、壁体内部の温度が露点以下まで下がり、水蒸気が水滴となって発生。しかもこの結露は壁の中で起こるため、表面にはまったく兆候が見られず、カビ胞子が静かに増殖する温床を形成してしまいます。さらに、断熱材が水分を吸収すると熱伝導率が上がり、冷えた部分がますます結露しやすくなる悪循環に陥ります。結露と乾燥を繰り返すことで、石膏ボードや木材の強度低下、塗膜の剥離、さらには構造躯体の腐朽が進行。初期には臭いやシミといった軽微なサインしか出ませんが、放置すると修繕費用が膨大になり、健康被害リスクも飛躍的に高まるため、早期発見・対策が不可欠です。

    2. 床下の湿気滞留メカニズム
    床下は住宅の基礎と土台をつなぐ重要な空間ですが、防湿シートの不備や換気計画の甘さによって想像以上に高い湿度にさらされます。新築時には防湿シートや捨てコンクリートで地面からの水蒸気を遮断しますが、施工時のシート重ね不足や釘穴、敷き込み時のシワから湿気が侵入。さらに、床下換気口の数や位置が設計通りでない、もしくは外部の土砂や植物でふさがれると、自然換気が阻害されます。その結果、地面から上がった水蒸気が床下に滞留し、木材の含水率が急激に上昇。木材腐朽菌やカビが活性化し、梁や根太、土台部分に黒ずみや白い菌糸を形成し始めます。湿度80%以上が長時間続くと、目に見えるカビだけでなく、内部で木材がスカスカになる腐朽が進行。抵抗の弱い基礎まわりや防蟻処理部分も劣化し、シロアリ被害や耐震性能低下のリスクも高まります。定期的な床下点検と換気口の清掃、防湿シートの再施工が欠かせない理由はまさにここにあります。

    3. 高気密住宅で換気不足が招くリスク
    エネルギー効率に優れた高気密・高断熱住宅は、外気との熱交換を最小限に抑え、冷暖房費を削減できる一方で、換気システムに依存しすぎる危険性があります。24時間換気や熱交換型換気を導入していても、フィルターの目詰まりやファン風量の低下を放置すると、新鮮な空気の供給量は大幅に減少。さらに、住まい手が音や風の強さを理由に運用を停止しがちなのも実情です。結果として、料理や入浴、洗濯で発生した大量の水蒸気や生活臭が室内に滞留し、壁体内結露や天井裏結露を誘発。特に断熱材が厚く、蓄熱性の高い壁面では結露水が乾きにくく、カビが繁殖しやすい温床となります。室内湿度が60%以上に長時間達すると、壁や家具の裏側、押入れの奥などにカビシミが発生し、アレルギー症状やぜんそくを引き起こす健康リスクも顕在化。しかも結露水が垂れるなどの明確なサインがないため、気づいたときには被害が広範囲に及んでいることが少なくありません。適切な換気計画の見直しと運用ルールの徹底こそ、高気密住宅でカビを防ぐ要です。

    壁内・床下カビがもたらす深刻な影響

    見えないカビが進行させる、家の寿命と住まい手の健康への脅威

    1. 建材の劣化と構造強度低下

    壁体内や床下に発生したカビは、単なる見た目の問題にとどまらず、建物の根幹を揺るがす深刻なダメージを引き起こします。まず、木材や石膏ボードなど多くの建材は吸湿性が高く、一度内部に侵入した水分を長時間保持します。カビ菌はセルロースやリグニンといった木材成分を分解する酵素を分泌し、徐々に組織を破壊。含水率が20%を超える環境では腐朽菌も活性化し、木材の強度を大幅に低下させます。具体的には、梁や根太がたわみやすくなり、床鳴りや足元の不安定さとして現れるほか、壁面や天井に亀裂が入りやすくなるのが典型的です。さらに、内部結露を繰り返すことで塗膜やクロスの接着力が弱まり、剥がれや変色、シミが発生。構造躯体の耐久性が損なわれると、地震や台風といった外部荷重に対する耐震性・耐風性も落ち、最悪の場合は躯体補修や大規模な補強工事が必要になることもあります。これらの劣化プロセスは壁の中や床下といった“見えない”空間で進むため、定期的に床下点検口や天井裏を確認していないと、被害は静かに拡大。早期に発見・対策を講じなければ、結果的に数百万円単位の修繕費用が発生し、住まいの資産価値を大きく損なうリスクがあります。

    2. 健康被害:アレルギー・呼吸器疾患

    壁内や床下で繁殖したカビは、胞子や菌糸だけでなく、マイコトキシン(真菌毒素)や微量の揮発性有機化合物(MVOC)も室内に放散します。これらは住まい手の健康に多様な悪影響を及ぼし、とくにアレルギー体質の方や幼児、高齢者、喘息患者など免疫機能が弱い人ほど症状が重く出やすいのが特徴です。典型的な症状としては、くしゃみ・鼻づまり・鼻水などのアレルギー性鼻炎、咳や息切れ、喘鳴を伴う気管支喘息、皮膚の湿疹やかゆみなどが挙げられます。さらに、長期的なカビ曝露はシックハウス症候群の一因ともされ、頭痛やめまい、倦怠感、集中力低下などの非特異的な不調を引き起こす場合もあります。こうした症状は空気中のカビ濃度が上昇するほど顕著になり、特に湿度が高い季節や換気が不十分な部屋、収納庫の奥などで深刻化しやすいと言われています。カビが発生した環境で暮らし続けると、健康リスクは累積して高まり、日常生活の質を大きく損なう要因に。呼吸器疾患やアレルギー症状は一度発症すると根治が難しいため、早期の発見と根本的な除去・予防が不可欠です。MIST工法®による微細噴霧処理は、こうした有害物質を抑制し、安全な生活空間を取り戻す有効な対策となります。

    自宅でできるセルフチェック&簡易対策

    日常のちょっとした動作で発見!見えない結露と湿気のSOS

    1. 見えない結露サインの探し方
    新築住宅では、表面に結露水が滴るような明確なサインが出にくく、内部でじわじわと進行する“隠れ結露”を見逃しがちです。まずは次のポイントをチェックしましょう。

    クロスや塗装の浮き・シミ:壁紙の端が剥がれたり、天井の角にシミができている場合、内部結露が原因の可能性があります。照明を消し、斜めから光を当てると微細なうねりや凹凸が見やすくなります。

    木部の変色・カビ臭:押し入れやクローゼットの奥、床下収納など湿気がこもりやすい場所で、木製棚や床材に茶色や黒ずみが出ていないか確認。嗅覚を使い、カビ臭を感じたら注意信号です。

    結露跡の観察:窓枠やサッシ周りだけでなく、エアコンダクトの吹出口近く、給気口や排気口周辺にも結露跡が残りやすい場所があります。タオルで軽く拭いたあと、数時間放置して同じ場所に水滴が戻るか試してみてください。

    湿度計・含水率計の活用:ホームセンターで入手できるデジタル湿度計を部屋の高所・低所に設置し、24時間の変化を記録。壁面や窓下、床付近で60%以上になる時間帯が長い場合は結露リスク大です。また、簡易含水率計を木部や石膏ボード面に当てて数値を確認すれば、内部湿気の度合いを定量的に把握できます。

    家具の配置見直し:壁から家具を数センチ離すだけで壁面の通気が改善し、結露の発生を抑えられます。特に冷蔵庫や本棚などの重い家具は隠れたカビリスクを高めるため、一度移動させて裏側をチェックしましょう。

    これらのセルフチェックを定期的に行うことで、まだ目に見えない段階の結露を早期発見でき、被害拡大を防ぐことが可能です。

    2. 効率的な換気改善&湿気対策
    見えない結露リスクを軽減するには、日常的な換気と湿気管理が不可欠です。以下のポイントを意識して、効率的な空気循環を実現しましょう。

    クロス換気の徹底:リビングや寝室のドアを開け放ち、対角線上に位置する窓や換気口を同時に開けて、短時間で室内の空気を入れ替えます。理想は1日3回、各5分程度が目安です。

    24時間換気システムの運用チェック:高気密住宅に導入されている第二種・第三種換気や熱交換型換気は、フィルターの清掃・交換なしでは機能低下を招きます。メーカー推奨の交換時期を守り、風量測定器で実際の換気量を年1回は確認しましょう。

    キッチン・バスルームの排気強化:調理中や入浴後は、強力モードのレンジフードや浴室換気扇を運転し、湿気と臭いを速やかに排出。タイマー機能がない場合は最低でも20分は運転し、湿気を屋外へ逃がす習慣をつけます。

    部屋干し用除湿の活用:雨の日や冬季など換気が難しいときには、衣類乾燥機や除湿機で部屋干し。除湿機は連続排水タンク付きのタイプがおすすめで、湿度を40~50%に保つことで結露防止に貢献します。

    窓まわりの断熱対策:結露が起きやすい窓ガラス面には断熱シートや内窓(インナーサッシ)を設置。ガラスとシートの間に空気層をつくることで結露発生を抑制し、効率的に室内温度を維持します。

    観葉植物の配置見直し:植物は呼吸で湿度を上げるため、多数を密集させず、窓や換気口のそばに置くことで蒸散量を調整。定期的に葉水を控えめにすることも効果的です。

    これらの対策を組み合わせて実践すれば、目に見えない湿気を低減し、壁体内・床下結露の発生リスクを大幅に抑えられます。まずはできることから取り入れ、安心・快適な住環境を保ちましょう。

    MIST工法®による根本的カビ予防策

    最先端の微細噴霧が届く、見えない領域への根本アプローチ

    1. 微細噴霧技術の仕組みと特徴
    MIST工法®の核となるのは、1~5ミクロン程度という極めて微細な粒子を生成する「ナノミスト噴霧技術」です。一般的な噴霧では届きにくい壁体内のわずかなすき間や床下の木材細部にまで溶剤が浸透し、カビ胞子や菌糸の核となるバイオフィルムを物理的に破壊します。これにより従来の拭き取りや表面塗布では難しかった“見えない場所”の除去が可能となります。
    また、使用する溶剤は環境に配慮した水性ベースで、揮発性有機化合物(VOC)や重金属を含まず、人体や建材への負担を最小限に抑制。噴霧後は微細な粒子が空気中に長時間浮遊し、立体的に菌の増殖を防ぐ「残効性」を発揮します。さらに、噴霧圧力とノズル形状を細かく制御することで、対象面にムラなく定量的に噴霧でき、過剰な湿潤や局所的な溜まりを防止。加えて、施工後は乾燥が早く、短時間で生活空間を回復できるのも大きな特徴です。これらの特性により、MIST工法®は施工不良や高気密住宅で発生しやすい隠れた結露ゾーンを根本からケアし、長期的なカビ再発を抑制します。

    2. 施工フロー:現地調査から完了まで
    1)事前ヒアリング・現地調査:まずはお客様との打ち合わせで気になる箇所や過去のトラブル歴を確認。床下点検口や押入れ内、壁体内の湿気レベルを測定器で計測し、結露危険度マップを作成します。
    2)施工計画・お見積り提示:調査データをもとに、微細噴霧量・圧力・噴霧ノズル配置を設計。必要素材と作業時間、日程を明示し、最適な施工プランをご提案します。
    3)現場準備:家具の養生や床下点検口の清掃、室内換気ルートの確保など、安全かつ効率よく噴霧できる環境を整えます。
    4)微細噴霧処理:専用機器を用い、壁体内・床下へ段階的にナノミストを噴霧。エリアごとに湿度と温度を管理しながら、均一な噴霧を実施します。
    5)乾燥・換気:噴霧後は独自の乾燥サポート手順により速やかに水分除去。必要に応じて強制換気装置を運転し、施工当日中に居住可能な状態に復帰させます。
    6)完了検査・報告書提出:再度含水率計を使って施工前後を比較測定。カビリスク低減効果を数値でご確認いただき、写真付きの詳細報告書と長期保証書をお渡しします。

    3. 新築住宅での施工事例紹介
    【事例1】東京都世田谷区・新築一戸建て
    建築後3か月の高気密住宅で、入居直後から押入れ内に黒ずみと軽いカビ臭を確認。専門業者による調査で、壁体内部の一部にわずかな気密不良が判明。MIST工法®で微細噴霧処理を実施した結果、噴霧後の含水率は最大で施工前比-15%を達成。6か月後の再点検でもカビ再発はゼロで、オーナー様からも「見えない部分まで徹底してくれた」と高評価をいただきました。

    【事例2】愛知県名古屋市・新築木造住宅
    床下換気口周辺に湿気滞留が生じ、床束に白い菌糸が確認された事例。MIST工法®の床下専用微細ノズルを使用し、全域に均一噴霧。施工後2週間で湿度は50%以下に安定し、目視での菌糸跡も消失。オーナー様からは「工期も短く、家具をほとんど動かさずに施工できたので助かった」とのお声をいただきました。

    これらの事例が示すように、新築住宅であっても施工不良や換気不足が原因で隠れカビリスクは発生します。MIST工法®は、見えない領域にまでアプローチし、根本からの予防と長期的な快適性を実現します。

    よくある質問(FAQ)

    疑問を解消!新築住宅のカビ対策に関するよくある質問

    1. 新築でも本当にカビは発生しますか?
    新築住宅は「新品」「きれい」というイメージが強く、住み始めてすぐにカビが発生するとは想像しにくいものです。しかし実際には、建材に残る微量の水分や、壁体内・床下の隠れた湿気が原因で、入居後数週間~数ヶ月でカビが発生する事例が少なくありません。まず、コンクリートや木材の乾燥不足により建材自体に含まれた水分が、断熱層や構造材の隙間に滞留し、結露現象を誘発します。さらに高気密住宅では室内で発生した水蒸気が外部に排出されにくくなり、壁内や天井裏に染み込んだ湿気が“見えないカビの温床”を作り出します。例えば、台所や洗面所など水回りを含む生活空間の湿度が60%を超えると、わずかな結露でもカビ胞子が活発に増殖し、数週間で壁紙の裏に黒ずみが広がることも。新築だからと油断せず、入居前後に含水率計や湿度計で建材・室内環境を点検し、MIST工法®のような微細噴霧技術で内部湿気を取り除くことが、早期発見・早期対策につながります。

    2. 他社工法との違いは何ですか?
    市場には表面拭き取りや薬剤塗布、スチーム処理などさまざまなカビ除去工法がありますが、いずれも「見えるカビ」を対象にした対処療法的アプローチにとどまりがちです。一方、MIST工法®は粒径1~5ミクロンのナノミストを生成し、壁体内や床下の微細な隙間まで溶剤を浸透させることで、カビ胞子や菌糸が付着したバイオフィルムの核を物理的に破壊します。これにより、表層だけでなく内部に潜むカビ菌を根本から除去できる点が大きな特徴です。また、他社の多くが有機溶剤や漂白剤を使用するのに対し、MIST工法®では環境配慮型の水性溶剤を採用。VOC(揮発性有機化合物)を含まず、人体や建材への負担を抑えつつ、長期残効性で再発を防止します。さらに、専用機器による圧力・ノズル制御で、過剰な湿潤がなく短時間で乾燥が完了。施工時の養生範囲も最小限で済むため、家具移動や生活空間の制限が少ないのも他社工法との大きな違いです。結果として、根本的なカビリスク低減と住みながらの安全・安心な施工環境を両立できるのがMIST工法®の強みです。

    3. DIY換気改善でどこまで防げる?
    DIYでの換気改善は、まず手軽に取り組める湿気対策として有効ですが、限界もあります。具体的には、窓を使ったクロス換気や扇風機・サーキュレーターでの空気循環、キッチン・浴室換気扇の運転時間延長、衣類乾燥除湿機の活用などが挙げられます。これらを組み合わせることで、室内の相対湿度を50~60%程度に抑え、表面結露の発生をある程度低減させることが可能です。しかし、DIY対策では壁体内や床下といった“隠れた湿気ゾーン”にアプローチできず、建材内部に残留した水分や施工不良箇所からの浸入湿気には対応できません。また、換気扇フィルターの目詰まりや窓開閉の習慣化が不十分だと、効果は限定的。自己流の換気改善のみでカビ根絶を期待するのは難しく、定期的な点検と専門技術による内部処理が必須です。DIYでの湿気管理は「予防的な第一歩」として有用ですが、本格的な再発防止や構造体へのダメージを抑制するには、MIST工法®のように目に見えない領域まで処理できる専門的な施工が不可欠と言えます。

    まとめ:今すぐ実践!新築住宅の結露・カビ対策ポイント

    いますぐ始める!見えないリスクを防ぐカンタン実践ガイド

    新築住宅だからこそ安心してしまいがちな壁内結露や床下湿気。しかし、一度内部に入り込んだ水分は見えないまま建材や構造躯体にダメージを与え、カビを繁殖させる温床を作り出します。ここでは、本記事で解説してきたポイントを暮らしの中ですぐに実践できるようにまとめ、結露・カビ対策の“勝利の方程式”としてご紹介します。

    1.毎日のセルフチェックで「早期発見」

    壁紙や天井のシミ、クロスの浮きがないか目視点検。光を斜めから当てると凹凸が見つかりやすい。

    押入れ、クローゼット、床下収納の奥を開けて、茶色や黒ずみ、カビ臭の有無を確認。

    窓まわりや給気口・排気口をタオルで拭いたあと数時間放置し、再度水滴が出るかチェック。再発する場合は内部結露のサイン。

    2.日々の換気習慣で「湿気排出」

    朝・昼・夕の1日3回、5分程度のクロス換気(対角線上の窓・ドアを同時に開放)を実施。

    調理や入浴後はレンジフードや浴室換気扇を最低20分運転し、発生した大量の水蒸気を屋外へ。

    高気密住宅の24時間換気は継続運転が前提。フィルター掃除と風量チェックを年1回以上行い、性能低下を防ぐ。

    3.週1回のメンテで「見えない場所も守る」

    掃除機やハンディワイパーで換気口周辺のホコリを除去し、空気の流れを確保。

    除湿機(連続排水タイプ推奨)を1〜2時間稼働し、部屋干しや高湿度時の湿気を抑制。

    観葉植物の水やりを控えめにし、発散湿量が過剰にならないよう配置にも配慮。

    4.月1回のプロ機器チェックで「安心感アップ」

    市販のデジタル湿度計を高所・低所に設置。湿度が60%以上の日数が多い場合は追加対策を検討。

    簡易含水率計で木部や石膏ボードの含水率を測定。数値が12~15%を超えるようなら要注意。

    DIYで改善が難しい壁体内結露や床下湿気は、MIST工法®加盟店による無料現地調査を活用。

    5.季節ごとのチェックポイント

    春〜初夏:花粉や高温多湿シーズン。除湿機・エアコンのドライ運転で相対湿度50%以下をキープ。

    梅雨期:窓を閉めたまま除湿機をフル稼働。押入れには除湿剤・防カビ剤を併用し、扉を少し開放して通気。

    秋〜冬:暖房で室温上昇すると結露リスク増。朝夕のクロス換気と断熱シートの併用で窓まわり結露を防止。

    6.MIST工法®で「根本予防」
    上記セルフケアで目に見えるカビの発生は大幅に抑制できますが、隠れた壁体内・床下の湿気には対応できません。定期的なプロによる内部調査と、微細噴霧技術によるMIST工法®で真の根本対策を。全国の加盟店(カビバスターズ・カビ取リフォーム・カビスター隊)が現地調査から施工、アフターメンテナンスまで一貫サポートし、カビ知らずの住まいを実現します。

    上記のチェックポイントをルーティン化し、「見える湿気」「見えない湿気」の両面をカバーすることで、新築住宅の安心感を保ちながら、カビリスクを最小限に抑えられます。気になる症状やセルフチェックで“要注意”と感じたら、まずはお近くのMIST工法®加盟店へ無料現地調査をご依頼ください。専門スタッフが最適プランをご提案し、末永く安全・快適な住まいをお約束いたします。

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    カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部

    0120-052-127(平日9時から17時)

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    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

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