カビ取りと再発防止|建材内部の真菌と水分量をチェック

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一般社団法人
微生物対策協会監修

こんなお悩みないですか?

ハウスメーカー

新築住宅の施工途中に長雨が続いたため引渡し前からカビ臭がする。

一般家庭

アレルギーや体調への影響が心配だから、カビの調査をお願いしたい。

建築会社

施工した木造住宅でカビが発生し、お客様との間でトラブルになっている。

食品関係

地下にあるデパートは通気性や湿度の問題で、毎年カビに悩むから対策したい。

目次

    精密なカビ菌検査

    カビの専門家が監修

    食品工場・飲食店・公共施設など、高度な衛生管理が必要な場所や、新築・分譲住宅の引渡し前に発覚したカビ問題に対応。カビは微生物の仲間であり、肉眼では見えません。カビが目視できるのは、増殖してコロニーという菌の群衆になったとき初めて確認できます。わずか500円玉大のコロニーでも、約50憶もの胞子を含むため、菌検査でカビや酵母、浮遊落下する胞子の分布、汚染状況を「見える化」し、徹底したカビ取り・カビ対策が必要不可欠です。当社では過去の検査データと実績に基づき、既に顕在化されたカビだけでなく、天井裏や床下、壁内、空調内部など、目には見えない発生源も特定。空気中に浮遊するカビを含めた調査を行い、カビの種類やリスクを専門家が報告書で提示します。

    カビ菌検査の種類

    INSPECTION TYPE

    検査①|含水率測定

    建材の水分量を測定する検査

    専用ハイグロメーター(含水率計)で、木材やコンクリート内部の含水率量をチェック。壁や床、天井などに傷を付けずに内部の含水量を数値化することができます。得られたデータをもとに、湿気の滞留・結露・漏水の可能性を把握することができます。建材は水分量が多いことでカビが発生したり、腐朽・素材の劣化を引き起こす恐れがあります。木材の場合、18%以上を超えるとカビが発生しやすい状態となりますので、カビが繁殖しやすい危険範囲を可視化し、薬剤量と乾燥時間を算出します。

    検査②|落下菌検査

    室内の浮遊落下するカビを測定する検査

    建物内の空気中に浮遊しているカビや細菌などの微生物の量を調べ、それらがもたらすリスクを調べる検査。3Mの専用シート(培地)を使用し、空気中から自然に落下してくるカビ菌を採取します。この検査では、肉眼では確認できない室内環境の衛生状態を数値化でき、複数個所の測定にも対応しています。採取した微生物を培養した後、発生した菌の集まり(コロニー)を観察することで、汚染レベルやカビ菌の分布状況を「見える化」することができ、環境レベルを把握できます。所要時間は約1時間からとなり、この検査結果は、カビ対策の必要性の判断や、具体的な環境改善の提案に役立てることができます。

    清浄度レベル
    一般生菌数
    判定
    結果の解釈
    所見
    レベル1
    検出せず
    -
    非常に清潔
    レベル2
    5個未満
    ±
    軽度の汚染
    レベル3
    14個未満
    +
    汚染
    レベル4
    14個以上
    ++
    やや激しい汚染
    要改善

    ■落下菌・浮遊菌の維持管理基準

    検査は上記の基準で判定。所見レベルでは対処不要ですが、レベルが上がるほど汚染が進行します。人体に影響が出ない範囲で空間を適切に管理・維持することが重要です。

    検査③|付着菌検査

    付着するカビの種類を特定する検査

    カビ発生箇所の壁や天井・床・家具などの表面に、専用の寒天スタンプや綿棒を使って菌を採取。約120時間培養し、顕微鏡やマイクロスコープで観察することで、大まかな種類からより詳細な菌種を特定できます。同定されたカビはアレルギーや健康被害を引き起こすリスクがあるのか、また建材の劣化を促進させる性質を持つ種類なのかを把握。検査結果をもとに、適切な徐カビ方法や再発防止対策の立案に役立たせます。

    検査④|浮遊菌検査

    空気中のカビの数量を測定する検査

    室内の空気中に浮遊しているカビや細菌など、微生物の数量を測定する検査です。専用のエアサンプラー(捕集機)を用い、一定量の空気を吸引。その中に含まれる微生物を培地に捕集し、その捕集した培地を培養後、発生したコロニー(菌の集まり)の数をカウントします。これにより、空間内の微生物の量を数値として明確に把握でき、検査結果をもとに換気・除菌・空調設備の改善や、衛生対策の有効性評価を行うことで、健康被害や二次汚染の予防に繋げることができます。

    検査結果の基準

    カビ取り報告書

    カビ菌検査は、日本建築学会の基準を採用し、その基準値を超えたいために適切なカビ取り・カビ対策を実施しています。お客様のご要望に応じて、WHO(世界保健機関)の基準に基づいた報告書での提出も可能です。基準値通りの確実なカビ取りを実施いたしますので、ご希望の法人様・個人様を問わず、お気軽にご相談ください!


    各菌検査の事例

    新築から古民家まで
    幅広く対応

    引き渡し半年後の新築を含水率測定

    半年経過した一般住宅

    含水率検査

    第1種換気システムの設置されている新築引渡し後、半年経過した一般住宅。工務店様の依頼でカビ菌検査を実施しました。

    築3年一軒家のキッチン周りを落下菌検査でカビの胞子量を測定

    築3年の高気密高断熱住宅

    落下菌検査

    第1種換気システムの高気密高断熱住宅。新築引き渡し後すぐにカビ問題が発生したとのことで、カビ菌検査を実施しました。

    建築途中に雨が降った為、付着菌検査でカビの汚染範囲を確認

    建築途中の一軒家

    付着菌検査

    建築途中に雨が降り、室内へ雨水が吹き込んだためカビが発生。工事が中断され、どこからどこまでが汚染されているのか調査しました。

    カビバスターズ本部の公式LINEでカビ取り相談
    カビ取りのご依頼はお電話からも承っております

    菌検査機材

    カビ菌検査にはその他にも
    多くの機材を使用!

    カビ発生の原因や周囲の室内環境を把握するには、さまざまな機材を使って調査します。カビが発生し、徐カビ・防カビ施工を実施しても、普段目には見えていない箇所で結露が発生していたり、裏側ではすでにカビに汚染されている可能性があります。カビバスターズでは、各機材を用いて根本改善を目指し、カビがそもそも発生しない環境を作りあげます。

    建材の含水率を測定し、カビの発生環境を調査する機材

    含水率計

    建物の水分量を計測

    建築資材や木材の水分量を、壁・床・天井などに傷を付けずにチェックする機材。建材内部の含水量を数値化し、建材の種類に応じた補正にも対応可能です。

    気密性住宅の負圧箇所を調査する機材

    熱線式風速計

    風の流れ・量を計測

    負圧箇所を特定する機材。24時間換気が標準装備になり、気密性能が高い住宅が増加。キッチンの換気扇使用で生じる、負圧による隙間からの外気侵入箇所を特定します。

    壁内の漏水箇所を赤外線を通して温度分布で表示する機材

    サーモグラフィ

    温度を非接触で測定

    壁内で起きている漏水箇所、断熱不足、また内部結露が発生している箇所を探すことができる機材。赤外線を放射して、温度分布を映像として表示できます。

    壁面の漏水箇所を調査し、カビの発生を未然に防ぐ機材

    漏水チェッカー

    漏水・水が漏れている箇所を測定

    機材の先端を壁に当てることで、漏水箇所や濡れている箇所を調査できる機材。含水率計と同様、素材深部3~5cmを計測できる機材です。

    室内の空気質を測定する機材

    室内大気質テスター

    部屋の空気質を測定

    室内の空気質を測る機材。HCHO(ホルムアルデヒド)・PM2.5・TVOC(総揮発性有機化合物)・ハウスダストを測定することができます。

    壁の裏側で結露や漏水が発生していないか調査する機材

    ファイバースコープ

    壁内状況を内視鏡で調査

    壁内の状況を調査するため、内視鏡が搭載された機材。コンセントやスイッチの穴からカメラを入れて、裏側に結露やカビが発生していないかを確認できます。

    壁面の漏水箇所を調査し、カビの発生を未然に防ぐ機材

    ルミテスター

    簡易的にカビの汚染状況を測定

    A3法(ATP・ADP・AMP)の残量を調査する機材。高感度な検知で食品工場のHACCP対策や食中毒の予防、医療施設の衛生管理を数値・記録化することができます。

    YouTubeでも各機材の使い方についてご紹介していますので、ぜひご覧ください!

    カビ菌検査の費用

    菌検査でカビの原因を調査

    含水率測定

    • 含水率測定
      ※含水率測定に報告書はございません。

      ¥33,000~ (税込)

    落下菌検査

    • 落下菌検査(1枚につき)

      ¥4,400 (税込)

    • 報告書作成費用
      報告書は5枚~30枚まで税込2,200円。30枚から1枚加算毎に500円。
      ※報告書作成には2週間ほど日数を要します。

      ¥22,000~ (税込)

    付着菌検査

    • 付着菌検査(1カ所につき)

      ¥27,500 (税込)

    • 報告書作成費用
      報告書は2箇所まで税込33,000円。1箇所加算毎に税込11,000円。
      ※報告書作成には2週間ほど日数を要します。

      ¥33,000~ (税込)

    浮遊菌検査

    • 浮遊菌検査(1箇所につき)

      ¥44,000 (税込)

    • 報告書作成費用
      1箇所、加算毎に税込15,000円。
      ※報告書作成には2週間ほど日数を要します。

      ¥55,000 (税込)

    カビの種類と健康被害

    人体・環境・建造物への影響

    ■人体への影響

    病名
    症状
    アレルギー性
    気管支肺アスペルギルス症
    この病気は主に喘息患者に発症。原因はアスペルギルス・フミガータスというカビです。
    ※稀に他のカビでも同様の症状を起こすことがあります。
    慢性肺アスペルギルス症
    アスペルギルスが肺で増殖し、慢性的な呼吸障害を発症。呼吸器疾患を持つ人は感染リスクが高まります。
    夏型過敏性肺炎
    過敏性肺炎の一種で「トリコスポロン」というカビを吸い込むと、発熱・咳・呼吸困難・だるさなどの症状が発生。
    カビのある環境を離れると改善し、戻ると悪化するのが特徴で、夏に多く見られる日本特有の肺炎です。

    ■建物への影響

    カビ菌
    特徴
    クラドスポリウム
    結露や空気の滞留しやすい場所など、家のどこでも発生。
    ビニールクロスやタイル目地など湿度の高い場所で繁殖し、非常に生命力が強いカビです。
    トリコデルマ
    「ツチアオカビ」と呼ばれるこのカビは、湿気の多い場所に発生。
    木材の劣化や腐敗を招き、プラスチック製品・ビニールハウス・エアコン・加湿器などにも繁殖します。
    フザリウム
    塗装面やビニールレザーの表面によく繁殖し、塩ビやポリウレタン製品を劣化させるカビです。
    ケトミウム
    壁・木材・畳・衣類などのセルロースを分解し、腐朽を引き起こすカビです。

    カビは見えない場所で発生し、建物の劣化やカビ毒による健康被害を招く恐れがあります。当社では独自のMIST工法®によるカビ取りと併せて空気中のカビ菌を検査し、空間清浄度と安全性を確認。名古屋を拠点に一般住宅から、小さなお子様やご高齢者が利用する保育所・介護施設など幅広く対応。施工後も現地調査へ伺い、再発防止のアドバイスを実施。まずはお気軽にご相談ください。

    カビ取りで見違える仕上がりに

    ここまでキレイに

    弊社の行うカビ取りでは、その素材を擦らず削らず行える独自手法を取っております。そのため、大切な家財を一切傷つける事なく、最初の頃の輝きを取り戻す事が可能です。次のページでは今まで手掛けてきたカビ取りの一部をご紹介。ビフォー&アフターを特とご覧ください。

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