花粉症の時期のカビ対策
2022/03/02
冬はどうしても窓ガラスやサッシに結露がたくさん付着してしまいます。
みなさんも結露のお悩みが絶えないのではないでしょうか?
結露の原因
結露の原因は大きく分けて2つあります。
①室内と室外の温度差が大きい
②湿度が高い
特に冬は窓を締め切ってエアコンをつけることが多く、室内の温度が上がりやすい状態です。そして外気温が大幅に下がり、室内の温度との差が発生することに窓に触れた空気が冷やされ結露になります。また料理も実は結露の原因にもなるのです。冬は特に暖かい料理をすることで室内に水蒸気が多く発生し結露の原因となります。
結露が発生しやすい場所
冬に結露が発生しやすい場所は水分の多いお風呂やキッチンだけではなく、押し入れや家具の裏側、天井裏などの普段目に見えないような場所にも発生しているのです。あれ?こんなところいつの間に水を溢したっけ?なんて思った事ありませんか?実はそれ「結露」の可能性が大です。
結露が及ぼす影響
結露は住宅に悪影響を及ぼします。壁の内側の木材や、天井裏などの木材を知らないうちに腐らせ、住宅の強度を下げる原因にもなるのです。さらにカビが繁殖し、人体への悪影響も懸念されます。原因不明の咳もカビによる健康被害として報告されています。
結露は除去するだけではダメ
窓に付着した結露を取り除くだけでは、傷口に絆創膏を貼っているのと同じで根本的な解決にはなりません。窓には基本的にカーテンをつけているご家庭が多いかと思いますが、このカーテン生地には埃などの汚れが付着しています。そして結露により水分を含むことによって、カーテンにもカビが繁殖してしまいます。
実はあまり汚れていないように見えても、カーテンは気づかないうちに埃や水分を吸収したりしているので、カーテンを取り外してよく見てみると「わ!こんなところにカビが?」なんてこともしょっちゅう起こります。一度発生し繁殖してしまったカビはカーテン素材自体を台無しにするだけでなく、カビを吸い続けることによってアレルギー症状を引き起こす可能性にもつながります。
カーテンの洗濯
花粉の時期は気づかないうちに花粉が室内に入ってしまいます。室内のカーテンにも花粉の脅威は迫っているのです。花粉のためと思い換気をしていても、カーテンには花粉が付着してしまいます。特にレースカーテンなどは細かい凸凹があるので花粉がつきやすく、窓を開けたままにしているとカーテンから室内に花粉が落ちて室内の花粉量が増えてしまいます。
なかなか洗う機会の無いカーテンですが、上記のように結露によるカビや気づかないうちに付着した花粉を落とすためにカーテンの丸洗いをお勧めします。
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カビの救急箱
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
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