カビの生えない家の条件は?
2023/02/07
カビの生えない家の条件は?
カビ問題と湿度の不都合な真実
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部を運営しております株式会社せらの代表をさせて頂いております世良です。今後ともよろしくお願いします。
本日は、「カビの生えない家の条件は?」について解説していきます。
創業28年カビと向き合い生きてきました。そしていろいろなカビが発生した住宅を見てきたので生えやすい家よりは生えない住宅をご紹介していきたいと思います。
カビが生えている住宅に住んでいる方は、「カビが生えている住宅に住むのはもう嫌!」と思われている方がほとんどだと思います。そんな住宅では厄介者のカビ(真菌)を攻略するポイントになるものは湿気対策です。住宅の室内の湿度コントロールが出来れば、厄介なカビとは「さよなら。」
そんな厄介なカビ(真菌)とうまく付き合える方法を伝授したいと思います。
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部が運営しておりますYouTube「進め!カビバスターズ!」も是非ご覧ください!日々のカビ対策やMIST工法カビバスターズ紹介動画など公開しておりますのでそちらのチェックもよろしくお願いします。
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では行ってみよう!
目次
微生物って何??
カビは微生物です!
みなさん、「カビ」というとお風呂屋キッチンなどの水廻りに黒色や黄色、赤などの斑点をみてカビが生えたと思っていませんか??
カビ(真菌)は微生物に分類されていますので、Wikipediaで調べますと、【微生物は、人の肉眼では存在が判別できず、顕微鏡などを用いることで観察できる大きさの生物を指す。】となっています。
ですから、カビ(真菌)は、肉眼で見る事が出来ません。でもお風呂屋キッチンなどでカビを皆さん目にしていると思います。なぜ??と思いますよね??
カビの胞子(種)は、どこの空気中にも浮遊菌として飛んでおります。1㎥あたり700~1700個飛んでいるといわれております。
そして、空気中を漂いながらカビ(真菌)は繁殖条件にあった場所に定着し増殖をしていきます。そして目に煮えるようになるには、コロニーといわれる群衆を作り、簡単に言うとカビの大群になってきます。そうするとやっとカビは人間の目で見える大きさに増殖したこととなります。例ですが、500円玉の大きさで50億個の胞子があるといわれております。
そんな微生物の仲間のカビ(真菌)は住環境においていたるところに浮遊菌として飛んでおります。
カビは、微生物の仲間で高等微生物の中の真菌に分類され、真菌=カビという風になっています。
カビは、俗名として皆さんに良く知られる名前になりますが正式名称は真菌です。
カビを発生させないためには、何をするのがいいの??
人間とは共存共栄の仲間です。
カビの発育条件とカビは何かわかったところで、そもそも住宅内でカビを生やさない方法を貝瀬宇したいと思います。
先ほどの4大条件の1つを無くせば、カビ(真菌)は発育しません。では、住環境内で何が出来ると思いますか??
今までの事を理解して頂いたとは思いますが、1つ1つ検証してみましょう!
1.水分
相対湿度70%以下にすること!温度と相対湿度の関係で、相対湿度を40%以下にすることが出来れば家中がカビの生えない環境にできるといわれていますが、そんなことをすれば、長時間そこで暮らしている方や小さい赤ちゃんや老人などは乾燥してしまいますので理想的ではないです。
※相対湿度を50~60%にすること。
2.栄養
カビも生物なので栄養分が無いと育ちません。そしてカビ(真菌)の栄養素は、ホコリや手垢や食べ物、洗剤、皮脂、油などありとあらゆる有機物を栄養源にしていきます。ですのでまず地球上ではどこでも栄養源があるということです。
※こまめに掃除機や拭き掃除をおこない、栄養源を出来るだけ少なくしてください。
3.酸素
酸素は、人間が必要とするようよりはるかに少ない酸素がカビ(真菌)が発育増殖で必要です。
これは、逆に言うと真空パックしたりしない限り無理です。たまに真空パックしてあっても微量の酸素があると長期保存している食品などにもカビ(真菌)が発生していることがありますので現実的には人間が住んだりする環境では無理です!
4.温度
住環境においてカビ(真菌)が発育する好条件は、20℃~30℃程度といわれております。ですので例えば「20℃以下なら大丈夫!」とか「30℃以上でも大丈夫!」といわれる方もいると思います。
ですが、冷凍倉庫でも発生し発育増殖するカビや35℃~45℃を好むカビも居ますのでそれ以上離れた温度にしていれば大概のカビ(真菌)は発育しないと思いますが人間も生存が難しい温度になってきます。そして快適からはかけ離れていきますので基本的には無理です!
以上の事から、住環境においてカビ(真菌)とうまく付き合う方法は、相対湿度を50~60%・こまめに定期清掃をおこなう事がカビが生えない条件になります。
特に近年の住宅事情において、気密性能向上し住環境での空気滞留が多く湿気を多く含んだ空気が室外に出にくくなっております。
1日2~3回は、住宅で対角線上に一番長い距離の場所の窓を開け、換気扇を回しながら換気を行い、クローゼットや押入れ、靴箱など扉を開いたりして、家具の裏側や大型家電の裏側など空気が滞留しやすい場所はサーキュレーターや扇風機などを使用して通気をおこない滞留した空気も屋外に放出し新鮮できれいな空気と入れ替えてあげてください。
一日お仕事などで外出されている方は、朝起きて10分でもいいので室内の空気を換気・通気を行ってください。
人間は睡眠中に300cc位汗などの水分を空気中に放出しておりますので特に寝室やリビングなどは空気の入れ替えをおこない、相対湿度が上がらないよう心掛けて生活を送りましょう!
換気・通気が出来ない場合は・・
花粉や幹線道路傍に住んでいて窓が開けれない場合は?
「幹線道路や高速道路などの傍で住んでいて」や「花粉症の時期に窓を開けれない。」などの理由から換気・通気が出来ない方がいます。そんな方は、エアコンや除湿器を使い、住環境内の湿度を回収してください。そして同様に空気が滞留するような場所は、サーキュレーターや扇風機などを使い、通気し家の中で空気が滞留しないよう循環してあげてください!
近年の住宅の場合24時間換気などもついていますが、換気扇も出来るだけ回してください。
そして換気扇や24時間換気の吸気口、エアコンなどのフィルターもこまめにお掃除してください。
空気清浄機を使用していると、浮遊菌として飛んでいるカビ(真菌)の胞子を回収してくれるので微生物汚染されない空気を維持しやすいです
カビが発生しやすい住環境での4大スポットは??
住環境内ではここをみればカビが生えているかも!
カビ(真菌)は高温多湿を好むことは理解できている思います。そういう観点から見ていくと住環境内でカビが生えやすい場所はわかってくると思います。
第1位 浴室・キッチン・トイレなどの水廻り
そのままですが、水を浮かう場所は、どうしても水分がありますし、栄養分も多くある為カビが発育しやすい場所となってきます。
※使用が終われば、水分を出来るだけなくし清掃を心がけ、カビ対策をおこないましょう!
第2位 押し入れや・クローゼット
クローゼットや押入れは、荷物や衣類などを置いてあるため、空気循環が悪く、いつも扉を閉めている為特に空気が動かず湿気の多い空気が溜まりやすいです。栄養分も繊維のチリやホコリ着たままの服などもそのまま入れておけば汗の湿気や栄養など豊富な為カビが繁殖しやすい状況になります。
※たまには扉を開け換気・通気をするようにしましょう。空気が動きにくい場所は、扇風機やサーキュレーターなどを使い、換気通気を心がけ、カビ対策をおこないましょう!
第3位 冷蔵庫やタンスなどの大型家具や家電の裏側
家具や家電などの裏側は空気が滞留しやすく、掃除もしにくい為ほこりなどのごみも溜まりやすいです。
そして、家電などは静電気などを起こしやすい為ほこりを寄せ付けやすくほこりが溜まりやすい傾向にあります。そして家電などは熱を発生させるため湿気の多い空気も寄せ付けやすいです。
※定期的に家具や家電を移動し、掃除をすることやサーキュレーターや扇風機を使い空気の滞留が無いようにしましょう!そして壁との間を5㎝以上離して設置すると効果大です!
第4位 結露しやすい北側のお部屋や窓やサッシ廻り
太陽の日差しなどが当たりにくいこともありますが、日が入らないお部屋は、日の入るお部屋と比べ温度が下がる傾向があります。そうするとどうしてもほかのお部屋と比べると温度が低いので相対湿度が上がりやすく湿気が多くなる傾向があります。
※定期的にほかのお部屋よりは多く換気通気をおこなうやエアコンや除湿器で湿度を下げる事を心がけましょう!
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カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部
0120-052-127(平日9時から17時)
カビの救急箱
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
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