プロ直伝☆徹底解説☆住宅のカビ対策は必要!掃除とカビ予防を場所別に!

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プロ直伝☆徹底解説☆住宅のカビ対策は必要!掃除とカビ予防を場所別に!

プロ直伝☆徹底解説☆住宅のカビ対策は必要!掃除とカビ予防を場所別に!

2023/02/09

プロ直伝☆徹底解説☆住宅のカビ対策は必要!掃除とカビ予防を場所別に!

住環境での掃除&予防法 ☆カビ編☆

いつもホームページを見て頂きありがとうございます。カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部の㈱せらです。

住環境においてカビ(真菌)は見た目、臭いが気になるだけではなく、そこに住んでいる人の健康にも悪影響を与える可能性があります。カビ(真菌)は、使い方によっては人類にすごい役に立ち共存共栄してきました。人間に役立っているカビ(真菌)は、味噌、醤油、納豆、チーズ、ヨーグルトなどの発酵食品や医療ではペニシリンなどの抗生物質など人類は、カビと共存共栄してきました。カビ(真菌)は、地球上でもお掃除屋さんとして有名ですので絶対に必要な微生物となっています。そんなカビ(真菌)は、住環境においては不必要です。ですが必ず空気中にはカビの胞子が存在しています。1㎥あたり700個~1700個浮遊菌としてカビの胞子が飛んでいます。そんなカビ(真菌)と現代の住環境でうまく付き合い、カビの胞子の量がある程度までしか上がらないように工夫し住環境での上質な空気質を保つようにしていかないといけません。

気密性能が向上した2010年辺りからアレルギー疾患者数も年々増加傾向で2010年前何らかのアレルギー疾患者数は日本人3人に1人が2013年度あたりから2人に1人の割合になってきております。2020年度あたりからは3人に2人は、何らかのアレルギーを持っていることになっているみたいです。アレルギー疾患者で1位は花粉症、2位がカビ・ハウスダストになっています。

近年の高気密高断熱住宅やZEHの普及と共にアレルギー疾患者数も増え、住環境でのカビ問題も年々増加傾向にあります。

今回は、「プロ直伝☆徹底解説☆住宅のカビ対策は必要!掃除とカビ予防を場所別に!」を解説していきたいと思います

住環境でカビが発生する要因

カビは何ではえるの??

いつもちゃんと家の中を掃除しているつもりでも、「カビ臭い」や「気が付くとカビが生えてる」などという経験がありませんか??

住環境において空気中には常にカビの胞子がある一定数必ず漂っていますので条件が揃うと必ずカビは発生し増殖していきます。

ではカビの4大発育条件

1.水分:相対湿度70%以上

2.栄養:ホコリや皮脂などの有機物

3.酸素:人間より少量の酸素

4.温度:20℃~30度

これら4つの条件が揃うと、カビは発育し増殖をし始めます。

そして皆さんが「カビが生えた」と言っているのは、カビは微生物ですので人間の肉眼では見る事が出来ません。カビ(真菌)単体では、顕微鏡などを使わないと人間が見る事はできません。そして条件が揃い、カビ(真菌)が繁殖して、コロニーという群衆を作ります。そのコロニーが出来ると初めて人間の肉眼で見る事が出来ます。ちなみに500円玉の大きさのカビがあったならカビの胞子の数が50億個あるといわれています。

 

現代の住宅事情

ZEHや高気密高断熱住宅に潜むカビ問題

日本は1年中カビに注意する必要があります。

気密性能が高くなった近年の住宅事情では、1年中カビ対策が必要です。一般的に住環境内での快適な温度が27度に設定されて建築されています。そして快適な湿度は40%~60%といわれていて2020年~2022年の1年間の温度と湿度を見てみると、東京では、2月のみが40~60%の相対湿度でした。

昔は、カビ対策といえば、6月の梅雨の時期から8月頃までの高温多湿な時期もしくは、12月から2月の窓やサッシ廻りの結露対策でした。

ですが、今の住宅の気密性能が向上し、地球温暖化などの影響から年間通してカビ対策が必要です。

昔の住環境でカビが発生しやすい場所は?

■トイレ・風呂・キッチンなどの水廻り

■和室

■寝室

現代のZEHや高気密高断熱住宅でカビが発生しやすい場所は??

■トイレ・風呂・キッチンなどの水廻り

■クローゼットや押入れ、下駄箱などの収納スペース全般

■寝室

■日当たりが悪い部屋

■床下・屋根裏などなど

ZEHや高気密高断熱住宅において、新築物件でもカビ問題は多発しており、引渡し後でも年々カビが酷くなり、カビ臭やカビアレルギーに悩まされているお施主様からのご相談が増えております。

これらの住宅は、人間にとってとても住みやすい環境ではありますが、カビにとっても繁殖し増殖しやすい環境になってきております。これから日本での住宅事情でカビ問題はもっと増えてくると予想されます。まずは新築時から四季に応じたカビ対策が必要となってきます。

カビが繁殖しカビの胞子を大量に吸い込むと人体への影響は?

アレルゲンであるカビ!

カビ(真菌)は地球上で我々人類よりも古くから存在しています。そして今現在地球上でカビ(真菌)は7万種から10万種いるといわれており、カビ(真菌)の胞子は常に我々が吸い込む空気の中に必ず存在しております。

住環境にカビが発生し増殖するとカビ(真菌)の浮遊菌は住環境内にすごい量飛んでいることになります。そんなカビの胞子を必要以上に長期にわたり吸い続けるとアレルギー疾患を起こしたりすることがあります。

カビを吸い続けるとどうなるか??

・痒み

・咳

・鼻水

・のどの痛み

・呼吸トラブルなど

 

空気中のカビ(真菌)の胞子を吸い込むと人体に様々な影響があります。代表的なのがアレルギーでカビ(真菌)の胞子を吸い込むと上記の症状がでるといわれており、ひどくなれば、肺炎なども起こしてしまいます。

カビ(真菌)の胞子が1㎥あたり4000個を超えてくれば抵抗力の弱い方から何らかの健康被害が出る事があります。

 

日頃から出来るカビ対策

カビの4大発育条件を1つでも外せばカビは怖くありません。

カビが繁殖増殖しない方法は、住環境において最も簡単なものは、水分:湿気対策です。

カビ菌は相対湿度60%以下になるとほとんど活動しません

一般的に人間が快適な湿度は40~60%なので室内の湿度を管理すればカビ問題は起きないはずです。ですが、ZEH・高気密高断熱住宅は、気密性能が上がりすぎた分換気と通気がうまくいかない住宅が多く為、カビ問題は起きやすい傾向になります。

自分たちで出来るカビ対策は

・部屋干しは出来るだけしない

※した場合は必ず部屋干し後に換気を行い湿気を外へ放出してください。

・1日何度か窓を開け換気する

※家の一番長い対角線上の窓を開け家中の空気を入れ替える。

・エアコンのドライや除湿器を使用して湿度の高いお部屋の湿度を下げる。

・除湿剤などを湿気の多いところに置いておく。
※除湿剤が湿気でいっぱいになったら素早く処分してください。カビ発生原因になる可能性があります。

・結露防止フィルムを張ったり、二重窓やペアガラスなどで結露対策をおこないましょう。

・家具・家電の裏やクローゼットの中など空気が滞留しやすい場所は扇風機やサーキュレーターなどを使用し滞留しないよう気を付けましょう!

・定期的に掃除をこまめに行い、カビの栄養源を出来るだけ少なくする!

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【検査機関】

一般社団法人微生物対策協会

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