シロアリとカビの相関関係とは?湿気が多い場所で虫とカビを同時に見つけたら要注意!原因と再発防止の考え方を解説
2026/01/20
シロアリとカビの相関関係とは?湿気が多い場所で虫とカビを同時に見つけたら要注意!原因と再発防止の考え方を解説
湿気・カビ・シロアリは密接に関係している?見逃されがちな室内環境の異変と、真菌検査の重要性を専門家が解説
こんにちは。MIST工法®カビバスターズ本部です。
「湿気の多い場所でカビを見つけたと思ったら、近くに虫もいた」「床下や押し入れでシロアリのようなものを見かけた」――このようなご相談は、近年とても増えています。
実は、カビとシロアリはまったく別の問題のように見えて、発生条件が非常によく似ていることをご存じでしょうか。現代の住宅は高気密・高断熱化が進み、湿気が外に逃げにくい構造になっています。その結果、目に見えない場所に湿気が滞留し、カビが発生しやすくなり、同時にシロアリなどの害虫が好む環境が整ってしまうのです。
表面に見えているカビや虫だけを対処しても、発生原因を追究し、原因改善を行わなければ再発する可能性が非常に高いのが現実です。特に壁の中や床下、天井裏など、普段目にすることのない場所では、知らないうちにカビや湿気、建材の劣化が進行しているケースも少なくありません。
当社では、全国各地のカビトラブルに対応する中で、「もっと早く原因を調べていれば被害が広がらなかった」という声を数多く聞いてきました。カビ問題が心配な方には、真菌(カビ菌)検査や建材の状態を把握する調査を行い、目に見えないリスクを可視化することを強くおすすめしています。
手に負えないカビトラブルでお困りの際は、ぜひ私たちにご相談ください。
目次
湿気が多い場所でカビと虫を見つけたら要注意
― 見逃されがちな住まいの異変とは
「押し入れを開けたらカビが生えていて、よく見ると小さな虫もいた」
「床下点検口の周辺がジメジメしていて、白っぽい虫を見つけた」
このような経験はありませんか?
湿気が多い場所でカビと虫を同時に見つけた場合、それは住まいの内部環境が悪化しているサインである可能性が高く、決して偶然ではありません。特に日本の住宅は四季があり、梅雨や夏場の高湿度、冬場の結露など、年間を通して湿気が溜まりやすい環境にあります。
多くの方は「とりあえずカビを拭けば大丈夫」「虫は市販の殺虫剤で何とかなる」と考えがちですが、表面に見えている現象だけを対処しても根本解決にはなりません。なぜなら、カビも虫も“結果”であり、その背景には必ず湿気が溜まる原因が存在しているからです。
特に注意が必要なのは、
床下
壁の中
天井裏
押し入れやクローゼットの奥
といった、普段目にしない場所です。こうした場所では、知らないうちに湿気がこもり、カビが発生し、木材の状態が悪化しやすくなります。その環境を好んで集まってくるのが、シロアリなどの害虫です。
現代の住宅は高気密・高断熱化が進み、外気の影響を受けにくい反面、一度入り込んだ湿気が逃げにくい構造になっています。そのため、「少しの湿気」「わずかな結露」が積み重なり、気づいたときにはカビや虫の発生につながっているケースが非常に多いのです。
もし、湿気が多い場所でカビと虫を見つけた場合は、住まい全体の環境を見直すタイミングだと考えてください。早い段階で原因を把握し、適切な調査を行うことが、被害の拡大や再発を防ぐ重要なポイントになります。
シロアリとカビの意外な共通点
― なぜ同じ場所に発生しやすいのか
「カビの問題だと思っていたら、まさかシロアリまで関係しているとは思わなかった」
これは、実際にご相談をいただく中で多くの方が口にされる言葉です。シロアリとカビはまったく別のトラブルに見えますが、発生する環境条件には驚くほど多くの共通点があります。
最大の共通点は、湿気を好むという点です。
カビは湿度が高く、空気の流れが悪い場所で繁殖しやすく、シロアリもまた、湿った木材や暗くジメジメした環境を好んで集まります。つまり、**湿気が溜まっている場所は、カビとシロアリの両方にとって「居心地の良い環境」**なのです。
さらに、カビが発生している場所では、木材の表面や内部に水分が多く含まれているケースが少なくありません。木材の含水率が高い状態が続くと、木の強度が徐々に低下し、シロアリにとって侵入しやすい状態になります。
このため、先にカビが発生し、その後シロアリが集まってくるという流れが起こることも珍しくありません。
また、日本の住宅事情もこの問題に大きく関係しています。床下や壁の中など、普段目に見えない部分は、換気が不十分になりやすく、湿気がこもりがちです。見た目には問題がなくても、内部ではカビが広がり、同時にシロアリの活動が進行しているケースもあります。
重要なのは、「カビだけ」「虫だけ」と切り分けて考えないことです。どちらか一方を見つけた場合でも、その背後にある湿気環境や建物内部の状態を総合的に確認しなければ、根本的な解決にはつながりません。
カビとシロアリが同じ場所で見つかるのは偶然ではなく、住まいの中で起きている環境トラブルの結果です。次の章では、カビがどのようにしてシロアリを引き寄せやすくするのか、その仕組みについてさらに詳しく解説していきます。
カビが発生するとシロアリが集まりやすくなる理由
― 木材の劣化と含水率の深い関係
「カビが生えているだけで、なぜシロアリまで来てしまうの?」
この疑問はとても自然なものです。実は、**カビの発生はシロアリにとって“危険信号”ではなく、“好条件のサイン”**になってしまうことがあります。
カビが発生している場所の多くは、木材に多くの水分が含まれている状態です。木材は本来、乾燥していれば強度を保ちますが、湿気を含み続けると徐々に劣化し、柔らかくなっていきます。この状態は、シロアリにとって非常に都合が良く、侵入しやすく、食害しやすい環境となります。
特に床下や壁の中など、空気の流れが悪い場所では、
結露
地面からの湿気
配管まわりのわずかな水分
などが原因で、建材の含水率が高い状態が長期間続くことがあります。そこにカビが発生すると、「すでに湿気が溜まり、木材の状態が悪化している」という目印になり、結果としてシロアリが集まりやすくなるのです。
また、カビが広がることで木材の表面だけでなく、内部まで劣化が進行しているケースも少なくありません。見た目には軽いカビ汚れに見えても、内部では木の強度が落ち、気づかないうちに被害が進んでいることもあります。
ここで注意したいのは、
「シロアリがいる=突然発生した」わけではないという点です。
その多くは、
湿気が溜まる
木材の含水率が上がる
カビが発生する
シロアリが寄りつく
という段階を踏んで進行しています。
つまり、カビは単なる汚れではなく、建物内部の環境悪化を知らせる重要なサインなのです。次の章では、なぜこのような問題が現代の住宅で増えているのか、その背景について詳しく解説していきます。
現代住宅で被害が増えている背景
― 高気密・高断熱住宅と湿気問題
近年、「新築や築浅なのにカビが発生した」「まだ新しい家でシロアリの気配がある」といった相談が増えています。その大きな理由の一つが、現代住宅の構造そのものにあります。
現在の住宅は、省エネ性能を高めるために高気密・高断熱化が進んでいます。外の暑さや寒さを遮断できる一方で、室内に入り込んだ湿気が外へ逃げにくい構造になっているのが特徴です。これは決して欠陥ではありませんが、正しく管理されなければ湿気トラブルの原因になります。
例えば、
冬場の室内外の温度差による結露
梅雨時期や夏場の高湿度
生活の中で発生する水蒸気(入浴・調理・洗濯)
これらが十分に排出されないと、湿気は壁の中や床下、天井裏へと溜まっていきます。
特に問題なのは、湿気が溜まっていることに住む人が気づきにくい点です。室内は快適でも、壁の中では結露が起き、建材の含水率が上昇し、カビが静かに広がっているケースも少なくありません。その結果、木材が劣化し、シロアリが寄りつきやすい環境が整ってしまうのです。
また、換気設備があっても、
正しく使われていない
風の流れが偏っている
建物全体で空気が循環していない
といった場合、湿気だけが一部に集中する現象が起こります。これが、特定の部屋や場所だけでカビや虫が発生する原因になります。
現代の住宅では、「古い家だから湿気が多い」「新しい家だから安心」では判断できません。むしろ、構造を理解し、見えない部分の状態を確認することが、カビやシロアリ被害を防ぐために欠かせないポイントです。
次の章では、こうした問題がなぜ「表面だけを見ても分からない」のか、見えない場所に潜むリスクについて詳しく解説していきます。
表面だけ見ても分からない危険性
― 壁の中・床下・天井裏で起きていること
「部屋の中はきれいなのに、なぜカビやシロアリの被害が出るの?」
この疑問を持たれる方は非常に多くいらっしゃいます。実は、カビやシロアリのトラブルは“目に見えない場所”で静かに進行しているケースがほとんどです。
住宅の中でも特に注意が必要なのが、
壁の内部
床下
天井裏
といった普段の生活では確認できない空間です。これらの場所は、空気の流れが悪く、温度差が生じやすいため、湿気が滞留しやすい構造になっています。
例えば、壁の中では室内外の温度差によって結露が発生しやすく、その水分が建材に吸収されることで、知らないうちに含水率が上昇します。床下では地面からの湿気が影響し、天井裏では暖かい空気が溜まりやすくなるなど、場所ごとに異なる湿気の原因が存在しています。
こうした見えない空間では、
カビが広がっていても気づかない
木材の劣化が進行している
シロアリが活動していても音や臭いが出にくい
といった問題が重なり、表面に異変が現れたときには被害が進んでいることも少なくありません。
また、市販のカビ取り剤で見える部分だけをきれいにしても、内部に残った湿気やカビ菌が原因となり再発する可能性が高いのが現実です。だからこそ、見た目だけで判断せず、建物全体の状態を確認する視点が重要になります。
カビやシロアリの問題を本当に解決するためには、「どこで」「なぜ」湿気が溜まっているのかを把握することが欠かせません。次の章では、そのために行われる壁内調査の方法と、ファイバースコープの重要性について詳しく解説していきます。
ファイバースコープによる壁内調査の重要性
― 目に見えないカビと湿気を可視化する
カビや湿気、シロアリの問題を正しく把握するうえで、大きな壁となるのが**「見えない」という点**です。壁の中や床下、天井裏は、日常生活の中で直接確認することができません。そのため、異変に気づいたときには、すでに被害が進行しているケースも少なくありません。
そこで重要になるのが、ファイバースコープを用いた壁内調査です。ファイバースコープとは、細いカメラを使って狭い空間の内部を確認できる調査機器で、住宅の壁の中や床下など、肉眼では見えない場所の状態を把握することができます。
この調査によって、
壁の内部にカビが発生していないか
木材が湿気を含んでいないか
シロアリの痕跡や活動の兆候がないか
といった点を、実際の映像として確認できるのが大きな特徴です。想像や推測ではなく、現状を「目で見て判断」できるため、不要な不安を抱えずに済みます。
また、表面にはまったく異常が見られない場合でも、ファイバースコープ調査によって、内部で結露やカビが広がっていることが分かるケースもあります。これは、現代住宅特有の問題が内部で静かに進行している証拠とも言えるでしょう。
重要なのは、早い段階で内部の状態を把握することです。被害が軽度のうちに状況を確認できれば、建物へのダメージや生活への影響を最小限に抑えることにつながります。
カビやシロアリの再発を防ぐためには、見える部分だけで判断せず、見えない部分を正しく調べることが欠かせません。次の章では、建材の状態を数値で把握できる「含水率検査」の重要性について解説していきます。
建材の含水率検査で分かる本当の原因
― カビ・シロアリ発生の土台をチェック
カビやシロアリの問題を根本から考えるうえで、非常に重要な指標となるのが建材の含水率です。含水率とは、木材や建材がどれくらい水分を含んでいるかを数値で表したもので、目に見えない湿気の状態を客観的に判断するための重要な基準になります。
カビは、建材の含水率が高い状態が続くことで繁殖しやすくなります。また、シロアリも湿った木材を好むため、含水率が高い場所は、カビとシロアリの両方にとって好条件となってしまいます。つまり、含水率を測定することで、「なぜその場所でカビや虫が発生したのか」という原因を探ることができるのです。
見た目が乾いているように見えても、内部では水分を多く含んでいるケースは少なくありません。特に、
壁の中の木材
床下の土台部分
水まわり付近の建材
などは、知らないうちに含水率が上昇していることがあります。こうした状態は、表面を見ただけでは判断できないため、数値による確認が欠かせません。
含水率検査を行うことで、
湿気が一時的なものか、慢性的なものか
建物の構造上、湿気が溜まりやすい場所はどこか
カビやシロアリが再発するリスクが高い箇所はどこか
といった点を、具体的に把握することが可能になります。
カビやシロアリ対策で重要なのは、「起きている現象」だけでなく、その土台となる環境を正しく理解することです。次の章では、室内の空気の流れに注目した「負圧検査」について、分かりやすく解説していきます。
風量計による負圧検査とは?
― 空気の流れがカビを広げる仕組み
「換気しているはずなのに、なぜカビが出るの?」
この疑問の答えとして見落とされがちなのが、室内の空気の流れと“負圧”の状態です。現代住宅では換気設備が設けられていますが、必ずしも建物全体で空気が正しく流れているとは限りません。
負圧とは、簡単に言うと室内の空気が外よりも引っ張られている状態のことです。負圧が強くかかっている住宅では、床下や壁の中、天井裏などから空気が室内へ引き込まれやすくなります。このとき、湿気を含んだ空気やカビ菌も一緒に室内へ流れ込む可能性があります。
風量計を使った負圧検査では、
各部屋の空気の流れ方
換気のバランスが取れているか
どこから空気が入り、どこへ抜けているか
といった点を数値で確認します。これにより、「なぜ特定の部屋だけカビが出るのか」「なぜ壁際や押し入れで再発しやすいのか」といった原因が見えてきます。
特に注意が必要なのは、
換気口の位置や数
ドアの開閉状況
生活動線による空気の偏り
などが影響し、意図しない空気の流れが生まれているケースです。こうした状態では、いくら表面のカビを除去しても、空気の流れによって再びカビ菌が運ばれてしまうことがあります。
現代の建物では、湿気・カビ・空気の流れはすべてつながっていると考える必要があります。負圧検査は、目に見えない空気の動きを把握し、カビが発生した本当の原因を探るための重要な調査のひとつです。
次の章では、目に見えないカビ菌そのものを調べる「真菌検査」について、その必要性と重要性を分かりやすく解説していきます。
真菌(カビ菌)検査が必要な理由
― 見えないカビ菌が健康と住環境に与える影響
「カビは見えていないから大丈夫」「黒い汚れがないから問題ない」
そう思われる方は少なくありません。しかし実際には、カビの本体である“カビ菌(真菌)”は、目に見えない状態で空気中や建物内部に存在していることが多くあります。
カビは、胞子という非常に小さな粒子を空気中に放出しながら広がります。この胞子は、
壁の中
床下
天井裏
などで発生し、空気の流れに乗って室内に入り込むことがあります。そのため、目に見えるカビがなくても、室内環境としては安心できないケースもあるのです。
真菌検査を行うことで、
空気中にどの程度カビ菌が存在しているのか
どの種類の真菌が検出されるのか
室内環境として問題のあるレベルなのか
といった点を、感覚ではなくデータとして把握することができます。これは、カビ対策を考えるうえで非常に重要な判断材料になります。
特に、アレルギー症状や体調不良、原因不明の咳や鼻水などが続いている場合、住環境中のカビ菌が影響している可能性も否定できません。見た目だけでは判断できないからこそ、専門的な検査によって現状を知ることが大切です。
また、真菌検査は「カビがあるかどうか」だけでなく、再発リスクの把握にも役立ちます。たとえ一時的にカビが見えなくなっても、空気中に多くのカビ菌が残っていれば、再び発生する可能性が高い環境だと判断できます。
こうした検査は、**一般社団法人微生物対策協会**と連携することで、より信頼性の高い形で行うことが可能です。科学的な視点から住環境を評価することが、安心につながります。
カビ問題が心配な方にとって、真菌検査は「不安を解消するための第一歩」とも言える存在です。次の章では、この検査体制の信頼性や、専門機関と連携する意義について詳しく解説していきます。
一般社団法人微生物対策協会との連携による検査の信頼性
― 科学的根拠に基づいた判断の重要性
カビの問題を正しく解決するために欠かせないのが、**「思い込みや経験則だけに頼らないこと」**です。見た目やにおい、感覚だけで判断してしまうと、実際の状況とズレが生じ、再発や被害拡大につながる可能性があります。そこで重要になるのが、第三者的かつ科学的な視点による検査です。
真菌(カビ菌)検査は、専門的な知識と分析体制がなければ正確な結果を得ることができません。一般社団法人微生物対策協会と連携した検査では、採取したサンプルをもとに、カビ菌の有無や種類、環境リスクの有無を客観的に評価することが可能です。これにより、「本当に問題があるのか」「どの程度注意が必要なのか」を冷静に判断できます。
このような検査の大きなメリットは、
不必要な不安をあおらない
逆に見逃してはいけないリスクを見落とさない
という点にあります。数値や分析結果に基づいた判断は、住まいの状態を正しく理解するための大きな助けとなります。
また、検査結果があることで、
なぜカビが発生したのか
どの環境要因が影響しているのか
今後どのような点に注意すべきか
といったことを、論理的に整理して考えることができるようになります。これは、カビや湿気の問題を「一時的なトラブル」で終わらせず、長期的に安心できる住環境を目指すうえで非常に重要です。
カビ問題は、放置すれば自然に解決するものではありません。だからこそ、信頼できる検査体制と専門的な視点を取り入れることが、遠回りのようで実は最も確実な近道になります。
次の章では、こうした調査や検査を行っても、なぜ「原因改善をしなければ再発してしまうのか」について、現代住宅の特徴とあわせて詳しく解説していきます。
原因を改善しないと再発する理由
― 現代の建物で繰り返されるカビトラブル
「一度きれいにしたのに、また同じ場所にカビが出てきた」
このような再発のご相談は、非常に多く寄せられます。実は、カビトラブルの多くは“カビそのもの”ではなく、“発生した原因”が解決されていないことが最大の要因です。
現代の住宅では、高気密・高断熱という特性上、湿気の逃げ道が限られています。そのため、
湿気が溜まりやすい構造
空気の流れに偏りがある状態
建材が常に水分を含みやすい環境
が一度できてしまうと、表面だけをきれいにしても同じ条件が残り続けてしまいます。
カビは、目に見える部分を取り除いても、空気中や建材内部に残ったカビ菌が再び条件の整った場所で繁殖します。特に、壁の中や床下など、普段確認できない場所に湿気が残っている場合、時間差で再発するケースも少なくありません。
また、原因が分からないまま対処を繰り返すと、
「なぜ再発するのか分からない不安」
「何度も掃除や対策をしなければならない負担」
が積み重なり、精神的なストレスにもつながります。本来、住まいは安心して過ごすための場所であるはずです。
重要なのは、
「どこから湿気が来ているのか」
「なぜその場所に溜まるのか」
「空気はどのように動いているのか」
といった点を一つひとつ整理し、原因を明確にすることです。これを行わない限り、現代の住宅ではカビトラブルが繰り返される可能性が高いと言えます。
カビの再発を防ぐためには、見える結果だけに目を向けるのではなく、建物全体の環境を見直す視点が欠かせません。次の章では、実際によく寄せられるカビ・シロアリに関するご相談内容についてご紹介していきます。
カビ・シロアリ問題でよくあるご相談内容
―「これって放置して大丈夫?」という不安の正体
カビやシロアリに関するトラブルは、突然起こるように感じられるため、多くの方が「どこまで深刻なのか分からない」「今すぐ対応すべきか判断できない」と不安を抱えています。実際に寄せられるご相談の多くは、小さな違和感や気づきがきっかけになっています。
よくあるご相談内容としては、
押し入れやクローゼットの奥にカビを見つけた
壁紙の裏や床の隅に黒ずみが出てきた
床下からカビ臭いにおいがする
小さな虫を見かけたが、シロアリかどうか分からない
市販のカビ取りを使っても、しばらくすると再発する
といったものがあります。
これらに共通しているのは、**「今すぐ生活に支障はないが、放置してよいのか分からない」**という点です。目に見える被害が小さいうちは、つい様子見をしてしまいがちですが、その間にも壁の中や床下では湿気やカビ、建材の劣化が進んでいる可能性があります。
特にシロアリの場合、「見かけた数が少ないから大丈夫」と判断してしまうケースもありますが、実際には見えている個体はごく一部で、内部で活動が進んでいることもあります。また、カビと虫が同時に見つかる場合は、住環境として注意が必要なサインと考えた方が安心です。
多くの方が後から口にされるのが、
「もっと早く調べておけばよかった」
という言葉です。小さな違和感の段階で、住まいの状態を一度しっかり確認することが、結果的に被害拡大を防ぐことにつながります。
「これは相談するほどではないかもしれない」と感じるような内容でも、住まいの異変に気づいた時点で専門家に確認することは、決して大げさなことではありません。次の章では、カビ問題が心配な方に向けて、真菌検査をおすすめする理由について詳しく解説していきます。
カビ問題が心配な方へ真菌検査をおすすめする理由
― 早期発見が被害拡大と再発を防ぐカギ
「目に見えるカビは少しだけだから大丈夫そう」
「においは気になるけれど、原因が分からない」
このように感じながらも、不安を抱えたまま生活されている方は少なくありません。そんな方にこそ、真菌(カビ菌)検査をおすすめしています。
カビの怖さは、見えてからでは遅い場合があるという点です。カビは発生初期には目に見えず、空気中に漂うカビ菌(胞子)として存在しています。その段階では、壁の中や床下、天井裏などで静かに増え続け、ある日突然、目に見える形で現れることがあります。
真菌検査を行うことで、
空気中にどれくらいカビ菌が存在しているのか
室内環境として注意が必要な状態かどうか
現在は見えなくても将来的にカビが発生しやすいか
といった点を、数値やデータをもとに把握することができます。これは、感覚や経験だけでは判断できない部分です。
特に、
小さなお子様や高齢の方がいるご家庭
アレルギー体質の方がいる場合
原因不明の体調不良や違和感が続いている場合
には、住環境中のカビ菌が影響していないかを確認する意味でも、真菌検査は有効です。
また、真菌検査は「今すぐ問題があるかどうか」だけでなく、再発リスクを知るための判断材料にもなります。たとえ見た目がきれいでも、空気中に多くのカビ菌が検出されれば、その環境は再びカビが発生しやすい状態だと言えるでしょう。
カビ問題は、放置すれば自然に改善するものではありません。
「何もなければ安心」「もし問題があれば早めに対応できる」
そのどちらにとっても、真菌検査は大きな意味を持ちます。
次の章では、手に負えないカビトラブルに直面したとき、なぜ専門家への相談が重要なのか、そして全国対応でサポートできる体制についてお伝えしていきます。
手に負えないカビトラブルは専門家へ相談を
― 日本全国対応で住まいの不安に向き合う
カビの問題は、「自分で何とかできそう」と思って対処を始めたものの、繰り返し発生したり、原因が分からず不安だけが残ったりするケースが非常に多いトラブルです。特に、カビと虫、湿気が同時に関係している場合は、住まい全体の環境を見直す必要があり、個人での判断には限界があります。
そのようなときこそ、専門家への相談が重要になります。
カビは単なる汚れではなく、
建物内部の湿気環境
空気の流れ
建材の状態
見えない場所での進行
といった複数の要因が重なって発生します。これらを一つずつ整理し、原因を明確にしなければ、同じトラブルを何度も繰り返すことになりかねません。
**MIST工法®カビバスターズ**には、
「どこに相談すればいいか分からなかった」
「他では原因が分からなかった」
といったお声が、日本全国から寄せられています。地域や建物の条件が違っても、カビトラブルの本質は共通しており、全国対応だからこそ蓄積された多くの事例と経験があります。
また、専門家に相談することは、決して「大ごとにする」という意味ではありません。
現状を正しく知る
不安の正体を明確にする
本当に注意すべきかどうかを判断する
そのための一歩です。結果として「問題なし」と分かることも、住まいにとっては大切な安心材料になります。
カビや湿気、シロアリが関係するトラブルは、放置して良くなることはほとんどありません。少しでも「おかしい」「気になる」と感じたときが、行動するタイミングです。
次の最終章では、本記事のまとめとして、カビとシロアリが私たちに伝えている“住まいからのサイン”について整理し、安心して暮らすために大切な考え方をお伝えします。
まとめ|カビとシロアリは住まいからの危険信号
― 早めの調査と原因改善が住まいを守る
湿気が多い場所でカビを見つけ、さらに虫やシロアリの気配を感じたとき、それは住まいが発している重要なサインです。カビもシロアリも、突然発生するものではなく、必ずその背景に「湿気が溜まりやすい環境」「空気の流れの偏り」「建材の状態悪化」といった原因が存在しています。
本記事でお伝えしてきたように、
表面だけを見ても分からない問題が多いこと
壁の中や床下など、見えない場所で進行するリスク
含水率や空気の流れ、真菌検査によって初めて見えてくる事実
これらを総合的に確認しなければ、カビやシロアリの問題は根本的に解決しにくいのが現代の住宅事情です。
特に高気密・高断熱化が進んだ現在の建物では、原因を改善しないまま対処を繰り返すと再発する可能性が高いという特徴があります。「きれいにしたから安心」「今は見えないから大丈夫」と判断してしまうと、数年後に再び同じ悩みを抱えることになりかねません。
だからこそ大切なのは、
早い段階で住まいの状態を正しく知ることです。
真菌検査によって目に見えないカビ菌の存在を把握し、含水率検査や壁内調査、空気の流れの確認によって原因を整理することで、不要な不安を減らし、必要な対策を冷静に考えることができます。
カビや湿気の問題は、放置して自然に良くなるものではありません。
「これって大丈夫かな?」と感じたその瞬間が、住まいと向き合う最適なタイミングです。
手に負えないカビトラブルや原因が分からない不安を感じた際は、MIST工法®カビバスターズまでお気軽にご相談ください。日本全国のカビトラブルに向き合ってきた経験をもとに、安心して暮らせる住環境づくりをサポートいたします。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部
0120-052-127(平日9時から17時)
カビの救急箱
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
