日本のカビ事情
2023/02/02
日本人はカビと共存してきた!
先人たちはカビと共にうまく付き合う日本!
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法本部の株式会社せらです。いつもホームページを見て頂きありがとうございます。日本全国に15か所にて加盟店があり、カビのプロ集団です!住環境でのカビ問題はMIST工法カビバスターズが根こそぎ解決させていただきます。
今回は、「日本人はカビと共存してきた!」についてお話したいと思います。
日本は、島国であり高温多湿な国です。ひと昔前の住環境は、気密性能が悪いので冬は隙間風などで寒く、夏は暑い家でした。言い換えれば「換気が十分行っている住環境でした。日本家屋は木造住宅で壁は土壁や塗り壁で建具などは、木製の窓枠などを使い、開放的な住宅でした。そして台所やお風呂などは、生活スペースであった居間などから離れた場所に設けられ、湿気が生活スペースの居間などにはいかないように工夫されていました。
そんな日本の住宅事情は、戦後より欧米などの先進国の技術などを用いるようになり住環境が大きく変化してきました。
近代の住宅事情がカビを増加させることに!
気密性能向上が原因!
最近の住宅事情はどのようになっているでしょうか?
2010年あたりから、ZEHや高気密高断熱住宅の普及で、年中快適で省エネ住宅を推奨してきています。そんな気密性能を上げた家を建てるにあたり、副産物としてカビの被害が多くなってきています。
そして、2010年以前は日本人のアレルギー疾患者数は3人に1人の割合が2010年以降は2人に1人の割合になっていまして2022年では、3人に2人の割合で何らかのアレルギーを持っているともいわれています。
そして、近年、新型コロナウイルス流行により在宅ワークなどが増え、お家時間が増えた事でカビやダニ、ハウスダストのアレルギー疾患者数は増加へと向かっております。
現代住宅事情にカビの脅威が・・
住宅に潜むカビの脅威を知っておきましょう!
現代の住宅事情は、新築でも新築後ある程度年数が経っていても「室内に湿気が溜まりやすい状況でカビが繁殖しやすくなっております」まずは、3年未満の住宅に関してですが、基礎のコンクリートが硬化するのに2年から3年かかります。その2年から3年の硬化していく段階でコンクリートが水蒸気を発生させているので床下に湿気がたくさん放出されていきます。そんな中床下の空気を家中に回す仕組みの第1種換気システムや第3種換気システムを搭載の住宅では、床下でカビが大量に発生し湿気を多く含んだ空気を居住スペースへ運ばれていくため、居住スペースのいたるところでカビが発生している住宅があります。
そして、結露問題は、在来での住宅の場合冬場の結露問題はあったと思いますが、現代住宅では年間通して結露問題が起きている為カビが発生しやすくなっています。
「夏の結露??」って思われる方がいると思いますが、例えばですが、6月から10月くらいまでの間でZEHや高気密高断熱住宅で良く起きている事ですが、外気が30℃~40℃あり、相対湿度が70%くらいあると思います。現代の住宅では、室温を27℃設定になっている為、室内に外気が入ってきた場合、気温が下がり湿度が上がる現象が起きるため、どうしてもカビが発育する環境が整っていきます。
そして省エネの考えからか換気をしない家も増えている為、湿気た空気が外に放出されにくくなっているのが現状です。
カビが発生する原因は??
カビの発育条件を知っておこう!
住環境においてカビの発育条件は以下の通りです。
1.水分:相対湿度70%以上
2.栄養:ホコリや手垢、皮脂などの有機物
3.温度:20℃~30℃
4.酸素:人間が必要とする量よりはるかに少ない量でOK!
カビが住環境においてこれらの条件がすべて揃うと、カビが発育し増殖していきます。
4大条件の内1つ揃わないとカビは発生しませんし増殖しません。
ですので住環境において1.水分と2.栄養を日頃より気を付ける事が大切になってきます。
まずは、日頃より、定期的に清掃し出来る限り清潔に保つことで、カビが発育するための栄養を少しでも減らし、湿気た空気は、外に放出するために換気や通気をおこなう事が大切です。
■通気・換気について
現代の住宅事情では、ただ換気をしただけですと湿気を外に放出できない為、住宅の間取りの中で出来るだけ対角線上の長い場所の窓を開け換気をしてください。そして収納庫、クローゼットなどの扉を開け、空気の流れが悪そうな家具や大型家電の裏などやクローゼット内などはサーキュレーターや扇風機などを使い空気を流れるよう通気を行ってください。その時換気扇も全開にしていただくと効果的です。
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カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部
0120-052-127(平日9時から17時)
カビの救急箱
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
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