保育園・幼稚園の園児を守るカビ対策Q&A

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保育園・幼稚園の園児を守るカビ対策 Q&A – 園長先生が知っておくべき5つのポイント

保育園・幼稚園の園児を守るカビ対策 Q&A – 園長先生が知っておくべき5つのポイント

2025/07/10

保育園・幼稚園の園児を守るカビ対策 Q&A – 園長先生が知っておくべき5つのポイント

安全・持続・素材を傷めない――MIST工法®で実現する“子ども第一”のカビ対策ガイド

こんにちは、MIST工法®カビバスターズ本部です。私たちは、独自開発の専用剤を霧状に噴霧し、木材やクロスなどデリケートな素材を傷めることなくカビを根こそぎ分解・洗浄する「MIST工法®」を通じて、日本全国のご家庭や公共施設の衛生環境を守ってまいりました。特に保育園・幼稚園では、抵抗力の弱い園児たちが毎日長時間を過ごすだけに、カビによるアレルギー性鼻炎や気管支ぜんそくのリスクをいかに低減できるかが園運営の重要課題です。MIST工法®は、人体に無害でありながら高い分解死滅力を誇る専用剤を用い、こすらず削らず短時間でカビを除去できる点が特長です。さらに、霧状の薬剤が素材の奥深くへ浸透することで、目に見えない根を含めてカビを徹底的に除去し、防カビ処理まで一貫して行うため再発を最小限に抑えられます。

本記事では、「園舎の空気をもっと安全にしたい」「子どもたちが咳をしているが原因が分からない」「保護者に安心感を示したい」という園長先生や保育士の皆さまの声にお応えし、カビ対策の基本からMIST工法®導入のポイントまで、Q&A形式で分かりやすく解説します。最新のカビ診断技術で発生源を特定し、安全・迅速・持続的に園内環境を改善してきた実績も交えながら、今日から実践できる管理のコツをご紹介します。どうぞ最後までお読みいただき、園児たちが健やかに過ごせる空間づくりの一助としてご活用ください。

目次

    はじめに ―― 園児の健康とカビ対策の重要性

    抵抗力の弱い子どもたちが最前線──カビから園を守る“はじめの一歩”

    保育園・幼稚園で過ごす園児は、呼吸器や免疫機能がまだ発達段階にあるため、空気環境の影響を強く受けます。特にカビは、目に見える黒い斑点だけでなく、空気中に漂う微細な胞子や揮発性有機化合物(MVOC)によって咳や鼻炎、皮膚炎、さらには喘息を引き起こすリスクがあります。園舎は汗や給食の湯気、雨天の湿気、冬の結露などで高湿度になりやすく、カビが繁殖しやすい条件が一年中そろっています。さらに園児が集団で長時間過ごすため、一度発生したカビは短期間で教室全体に拡散しやすいのが現実です。

     こうした課題に対し、MIST工法®は除去力と安全性を両立させるために開発されました。専用剤を極微細なミストにして噴霧することで、木材や石膏ボードの内部まで浸透し、こすらず削らずにカビの根まで分解・洗浄します。薬剤は食品添加物グレードの成分をベースにしているため、施工中に園児や職員が近くにいても人体への影響は最小限。さらに防カビ成分を同時に定着させるため、施工後の再発率を大幅に抑えられるのが特徴です。

     しかし、強力な工法さえ導入すれば万事解決というわけではありません。カビは「湿度」「温度」「栄養(汚れやホコリ)」「時間」の四つがそろったときに爆発的に増殖します。園長先生がまず取り組むべきは、園舎全体の換気経路を見直し、室内湿度を常に60%以下に保つこと。加えて、結露の起こりやすい窓際や水回りをこまめに拭き取り乾燥させること、布団やマット、玩具など水分を含みやすい物品を定期的に日光消毒・洗浄することも不可欠です。これらの日常管理が徹底されてこそ、プロ施工の効果が長持ちし、園児たちに安定した学びと成長の環境を提供できます。

     本シリーズでは、MIST工法®カビバスターズが数多くの保育施設で培った経験を基に、園児を守るカビ対策の基本と実践的な管理手法をQ&A形式で解説していきます。第1章では健康リスクを理解し、第2章で施工技術の選び方を学び、第3章以降で園内の具体的なリスクエリアごとの対処法を紹介します。記事を読み進めるうちに、カビ対策が「臨時の掃除」ではなく、園の衛生マネジメント全体を見直す絶好の機会であることに気づかれるはずです。子どもたちの健やかな未来を守るために、まずは本章で“はじめの一歩”を踏み出しましょう。

    カビが園児にもたらす健康リスクと園運営への影響

    アレルギーから保護者対応まで──見逃せないカビ被害のリアルと経営コスト

    カビは単なる「見た目の汚れ」ではなく、園児の健康と園運営に直結する深刻なリスク要因です。園児の呼吸器は大人より短く細いため、空気中に舞うカビ胞子や揮発性有機化合物(MVOC)を吸い込みやすく、咳・鼻炎・皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす確率が高まります。さらに、特定の真菌が産生するマイコトキシンは、少量でも免疫系にダメージを与え、喘息発作や気管支炎を慢性化させる恐れがあります。これは学習意欲や体力の低下につながり、園児の発達段階に長期的な影響を及ぼす点で無視できません。

     健康リスクは園運営面にも波及します。たとえば咳が続く園児が増えると、保護者は「園の衛生管理は大丈夫か」という不安を抱き、クレームや転園相談につながるケースが少なくありません。信頼失墜は入園希望者の減少や口コミ評価の低下を招き、定員割れによる経営悪化を引き起こす可能性があります。また、職員自身がカビに曝露されて体調を崩せば、人員シフトが逼迫し、保育の質を維持するための残業増や代替スタッフの臨時雇用など、想定外のコストが発生します。

     さらに、行政の監査や第三者評価では「清潔で安全な環境」が重視されます。カビ汚染が指摘されれば、改善命令や是正報告書の提出を求められ、経営者としての対応力が問われることに。緊急除去や改修工事が必要になれば、長期間の休園やクラス替えを余儀なくされ、保護者対応・広報対応に追われる事例もあります。

     こうしたリスクを最小限に抑えるには、日常的な湿度・温度管理に加え、発生源を根本から断つ専門的なカビ対策が不可欠です。MIST工法®は材質を傷めずにカビの根まで分解し、同時に防カビコーティングを施すため、再発率が低くダウンタイムも短縮できます。定期的な空気環境測定や職員研修を組み合わせれば、園児の健康指標と保護者満足度の両面で効果が表れ、結果として園運営の安定化とブランド価値向上に直結します。

     カビ対策は「清掃」の延長ではなく、園経営のリスクマネジメントそのものです。園長先生には、健康被害・保護者対応・コスト負担という三つの視点で現状を見直し、早期に包括的な対策を講じることが求められます。園児の笑顔と園の未来を守るために、今こそカビ問題を根から解決する一歩を踏み出しましょう。

    MIST工法®とは?―― カビバスターズが選ばれる3つの理由

    素材を傷めず根絶する革新技術――安全・迅速・持続を叶える究極のカビソリューション

    MIST工法®は、カビバスターズが長年の研究開発を経て確立した独自のカビ除去・防カビ技術です。専用剤を霧(Mist)状に超微細化し、空間や素材の奥深くまで均一に浸透させることで、カビの菌糸や根まで徹底的に分解・洗浄します。ブラシでこすったり、塩素薬剤で漂白したりといった従来の「表面的な除去」とは一線を画し、木材・クロス・畳・玩具などデリケートな園舎素材を傷めることなく、短時間でカビを根本から抑え込めるのが最大の特長です。では、全国の保育園・幼稚園、さらには医療施設や文化財保存現場など多様なフィールドで採用されている理由は何でしょうか。ここでは“選ばれる3つのポイント”を詳しく掘り下げます。

    1.園児ファーストの安全性――食品添加物グレードの専用剤
     MIST工法®で用いる専用剤は、食品衛生法で認可された成分をベースに調合されており、アルコールや塩素系薬剤に比べて刺激臭や腐食性がきわめて低いのが特徴です。噴霧されたミストは数分で空気中に拡散し、残留成分は水と同等レベルまで分解されるため、施工中に完全退室できない場合でも園児や職員の健康リスクを最小限に抑えられます。さらに、アレルゲンとなるカビ胞子を物理的に舞い上げることなく沈静化させるため、喘息やアレルギー体質の子どもでも安心して登園を続けられる点が高く評価されています。

    2.素材を守る高い除去力&再発抑制力――浸透性・防カビ性の両立
     超微粒子ミストは直径1〜5マイクロメートル。木材の導管やクロス繊維のすき間に入り込み、目視では確認できない菌糸まで分解します。表面を削る必要がないため、園舎の内装寿命を縮める心配がありません。また、洗浄段階で同時に防カビ成分を定着させる「ワンステップ処理」を採用しているため、施工後も長期にわたってカビの再発をブロック。定期清掃や空調管理と組み合わせれば、年間を通じて衛生レベルを安定させ、保護者への説明負担や突発的なクレーム対応コストを大幅に削減できます。

    3.園運営を支えるスピード&アフターサービス――最短半日で通常保育へ
     園生活を止めずに施工できる機動力も、カビバスターズが選ばれる大きな理由です。現地調査から最適な施工計画を立案し、必要箇所のみを集中的に処理するため、一般教室なら数時間〜半日程度で作業完了が可能。施工後は専用の測定器で空気中の胞子量と揮発性有機化合物を即座に確認し、その場で「施工完了証」を発行します。また、全国ネットワークの専門技術者が定期点検や再発時の無償フォローに対応するため、園長先生は中長期的な衛生管理を安心して任せることができます。

     ――以上が、MIST工法®が保育・教育現場で選ばれ続ける3つの決定的理由です。安全性・除去力・運営効率のいずれも妥協したくない園長先生にとって、MIST工法®は「カビ対策の最終回答」と言えるでしょう。次章では、保育施設でカビが発生しやすい具体的な場所と、MIST工法®がどのように利用されているかを事例を交えてご紹介します。

    保育施設でカビが発生しやすい場所ベスト5

    湿気・汚れ・温度差がカギ──園舎の“見えない危険地帯”トップ5を徹底解剖

    保育施設は園児の活動量が多く、湿度や汚れが日々持ち込まれるため、家庭よりはるかにカビが繁殖しやすい環境です。ここでは、カビバスターズ本部が全国の園舎を診断・施工してきた経験をもとに、発生頻度と被害規模の観点から“要注意度”の高い場所をランキング形式で紹介します。各エリアのリスク要因と早期対策のポイントを押さえ、園児の健康と園運営の両面で安心できる環境を整えましょう。

    第1位 水回り(給食室・調乳室・手洗い場・トイレ)
     調理や手洗いで常時水分が飛散し、蒸気と油分が混じる給食室はカビの温床です。排水口やシンク下の配管周り、ステンレス製フードの裏側などは見落としがち。調乳室や幼児用トイレも湿気がこもりやすく、壁紙の継ぎ目や陶器と床材の接合部に黒カビが潜みます。換気扇の定期清掃と水はね防止マットのこまめな交換に加え、週1回のアルコール拭き取りで新たな繁殖を抑制できます。

    第2位 寝具・布団・マットの収納棚
     午睡用布団やプレイマットは汗と唾液を吸収し、乾き切らないまま収納されると内部まで湿気が残ります。棚や押し入れは空気の循環が悪く、ダニも同時に増殖しやすい“ダブルリスク”地帯。天日干し+布団乾燥機で週1回以上しっかり乾燥し、収納棚の背板に調湿シートを貼ると効果的です。

    第3位 更衣室・ロッカー
     水遊びや汗をかいた後の衣類を一時的に入れるロッカーは湿気と皮脂汚れ、繊維くずが混在するためカビ菌の繁殖条件が揃います。扉を閉め切る時間が長いと内部温度が上昇し、夏場は数時間で菌糸が伸びることも。扉を開放して換気する時間帯を設けることと、月1回のエタノール噴霧+乾拭きが推奨されます。

    第4位 教材・画材の保管庫
     紙類は湿気を吸い込むと含水率が上がり、紙を栄養源とするCladosporium属のカビが発生します。特に梅雨時は絵本や画用紙の断面がわずかに波打つだけで胞子が定着するサイン。除湿剤を設置し、月2回は扉を全開にして空気を入れ替えることで被害を未然に防げます。

    第5位 床下・壁裏・天井裏(構造部材)
     一見きれいな教室でも、配管の結露や雨漏りで見えない部分が常時湿っているケースは珍しくありません。ここで繁殖したカビは壁の通気層を通じて胞子を室内に放出し、呼吸器症状を引き起こす原因になります。年に1回の専門業者による点検と、異臭や床鳴りなどの初期兆候を見逃さない職員間の情報共有が鍵です。

     これら5つのエリアは「湿度」「栄養」「温度差」「通気不足」の条件が重なりやすく、日常清掃だけでは完全予防が難しいのが現実です。カビが広範囲に広がる前に、MIST工法®による深部洗浄と防カビコーティングで根元からリスクを断ち、併せて換気・乾燥・除湿のマネジメントを徹底することが、園児の健康と園経営を守る最短ルートと言えるでしょう。

    Q&A:園長先生が知っておくべき5つのポイント

    診断からコスト管理まで──現場が動く5つの決定打

    Q1 「どんな兆候があればプロに診断を依頼すべき?」
    A. もっとも分かりやすいサインは黒い斑点や異臭ですが、それ以外にも〈園児が特定の教室でだけ咳をする〉〈壁紙が波打つ〉〈窓枠の結露が乾きにくい〉といった“微妙な変化”が続く場合は要注意です。MIST工法®カビバスターズでは、空気中胞子数と表面ATPレベルを10分程度で測定できる簡易診断キットを準備しています。数値化することで職員間の共有がスムーズになり、保護者への説明材料にもなるため、早めの診断が園運営リスクを最小化します。

    Q2 「DIY対策と専門施工、決定的な違いは?」
    A. 市販の塩素系スプレーは漂白作用で“黒さ”を薄くするだけで、菌糸や根は残りやすく再発スピードも早いのが実情です。一方、MIST工法®は専用剤を1〜5µmのミストに超微細化して噴霧し、素材内部まで浸透させて分解洗浄します。施工後は防カビコーティングまでワンステップで行うため、除去と再発抑制を同時に実現。これにより、年1回のメンテナンスで長期的な清潔を維持でき、結果的にコストと労力の双方を削減できます。

    Q3 「施工中の安全確保――園児や保護者への対応は?」
    A. 専用剤は食品添加物グレードの成分がベースで、揮発後はほぼ無臭・無害です。とはいえ園児の不安を避けるため、施工エリアは原則立ち入り禁止とし、他の教室で代替保育を行います。一般教室であれば朝8時に作業を開始し、12時には拭き上げ・乾燥を完了、14時には安全確認を終えて通常保育へ戻すスケジュールが可能です。保護者には〈施工目的・使用成分・完了予定時刻〉を明記したお知らせを事前配布し、安心感を高めます。

    Q4 「施工後の再発を防ぐ日常メンテナンスとは?」
    A. カビは〈湿度60%以上・温度20〜30℃・埃や皮脂などの栄養〉がそろうと急速に増殖します。施工後は①毎日の換気(CO₂モニターで空気循環を数値管理)②週1回の水回りアルコール拭き取り③月1回のHVACフィルター清掃──をルーティン化してください。さらに、布団・マットは週1回以上の乾燥機利用、画材庫やロッカーは月2回の扉全開換気が効果的です。これらを職員間で“見える化”し、チェックリストで管理すると再発率は大幅に下がります。

    Q5 「コスト・助成金・保険適用の最新情報は?」
    A. 一般教室(約30㎡)の場合、診断・施工・防カビコーティングを含めて10万〜15万円が目安です。自治体によっては〈園児の健康管理〉〈アレルギー疾患対策〉を目的とした施設改善補助金が活用できるケースがあり、費用の1/2〜2/3が助成対象になることもあります。また、建物総合保険で“漏水によるカビ被害”が認定されれば保険金で対応できる場合があるため、保険会社への事前相談をお勧めします。カビバスターズ本部では、補助金・保険の申請書類作成をサポートする専任スタッフが在籍しており、園長先生の事務負担を最小限に抑えます。

    これら5つのポイントを押さえれば、カビ対策は「後手の対応」から「先手の予防」へとシフトできます。MIST工法®は高い除去力と安全性を備えていますが、最大の成果を得るには日常管理と職員・保護者の理解が不可欠です。本Q&Aを園内研修の資料として活用し、園児の健やかな毎日と園経営の安定を同時に実現しましょう。

    よくある質問(追加Q&A)

    保護者説明から長期保証まで──導入後に寄せられるリアルな疑問に回答

    Q6 「保護者向けにどのような説明をすれば安心してもらえますか?」
    A. カビ対策は目に見えにくいため、情報の透明性が信頼構築の鍵になります。カビバスターズでは〈使用成分一覧〉〈施工手順〉〈安全試験結果〉をまとめた説明資料を無償提供しており、保護者説明会用のスライドや5分程度の動画も準備可能です。園長先生は資料を事前に配布し、当日は「人体に無害でありながら除去力が高い理由」「施工後の空気測定データ」を具体的に示すことで、視覚と数値の両面から安心感を与えられます。質疑応答では「残留薬剤は24時間以内に自然分解する」「施工エリアを養生し、園児が触れない仕組みになっている」という2点を繰り返し説明すると、納得度が高まります。

    Q7 「園舎以外にもバスや屋外遊具のカビ対策はできますか?」
    A. 可能です。MIST工法®は素材を選ばず、車内のシートや天井材、プラスチック製の滑り台やベンチにも施工できます。バスの場合は座席を取り外さずにミストを充填し、約2時間で除去と防カビコーティングが完了。屋外遊具は雨水や紫外線で防カビ被膜が劣化しやすいため、年1回のメンテナンス施工を推奨しています。園内外を一括管理できることで、施設全体の衛生水準を均一に保てる点が大きなメリットです。

    Q8 「複数園を同時に施工する際のスケジュール調整は?」
    A. カビバスターズは全国に拠点を置く技術者ネットワークを持ち、最大で1日15班の同時派遣が可能です。例えば3園を連日で施工したいケースでは、①各園の空き教室・ホールを仮設保育スペースに設定②施工班を時間差でローテーション③共通資料で保護者連絡を統一──という三段階プランで進めます。月単位で工程表を作成し、行事との重複を回避することで日常保育への影響を最小化できます。

    Q9 「施工後の保証期間とサポート体制はどうなっていますか?」
    A. 教室や水回りなど屋内施工には1年間の再発保証が付帯し、期間中にカビが再確認された場合は無償で再施工いたします。保証終了後も、〈年1回の点検+空気測定〉を組み込んだ保守プランをご用意しており、点検では目視・ATP測定・湿度計測を行い、必要に応じて部分補修を実施します。継続的なモニタリングにより、衛生レベルを長期にわたって安定させ、突発的な対応コストや保護者対応の負担を抑制できます。具体的なプラン内容や料金体系は園舎の規模や構造によって変動するため、詳細は個別にお見積もりをご案内いたします。

    Q10 「効果を数値で示す方法はありますか?」
    A. 施工前後で〈空気中カビ胞子数〉〈揮発性有機化合物(TVOC)〉〈表面ATP値〉の3項目を測定します。一般教室の場合、胞子数は平均で80%以上、ATP値は90%以上の減少が実証されています。測定結果はグラフ化して報告書にまとめ、保護者会や行政監査の提出資料としてそのまま活用可能です。年間推移を継続的に記録することで、園の衛生管理レベルを客観的に示せるほか、再発傾向の早期発見にも役立ちます。

    Q11 「環境負荷やSDGsへの貢献は評価されますか?」
    A. MIST工法®の薬剤は生分解性が高く、排水処理施設で分解可能な成分のみを使用しています。また、施工時に内装を剥がさないため廃材がほとんど出ず、産業廃棄物の削減にも寄与します。園がSDGs目標3(すべての人に健康と福祉を)や目標12(つくる責任つかう責任)への取り組みを打ち出す際の具体策として掲げることができ、自治体や認定機関の評価において加点対象となる場合もあります。

    これらの追加Q&Aは、導入検討段階から施工後の運用まで、園長先生が抱えやすい疑問を網羅しています。資料提供、複数園のスケジューリング、長期保証、効果測定、SDGs対応──MIST工法®カビバスターズは単なる施工サービスにとどまらず、園運営を継続的に支えるパートナーとして、きめ細かなサポートをお約束します。

    まとめ ―― 園児を守るために今すぐできること

    「知る」「測る」「動かす」──明日から始める園舎まるごとカビゼロ計画

     シリーズを通して、カビが園児の健康と園運営に与える影響、そしてMIST工法®の効果と日常管理の重要性を解説してきました。最後に、園長先生が“今すぐ”取り組める具体的なステップを五つに整理し、行動に移すためのチェックリストとしてまとめます。

    1.現状を「知る」――空気環境の見える化から着手
     まずは教室ごとの温湿度、CO₂濃度、空気中カビ胞子数を計測し、現状のリスクを数値で把握しましょう。市販のデータロガーと簡易胞子チェッカーを導入すれば、初期費用は抑えながら精度の高いモニタリングが可能です。数値を掲示板や共有ドライブで公開し、職員全員が同じ指標を見られる仕組みを作ることで、衛生管理がチームの共通課題になります。

    2.問題を「測る」――プロ診断で発生源を特定
     日常測定で基準値を超える教室があれば、速やかに専門業者の精密診断を依頼します。表面ATP測定・内視鏡カメラ・赤外線サーモグラフィの三点セットは、壁裏や床下の隠れた水分源を特定するうえで有効です。発生源が特定できれば、施工範囲を最小化し、園児への影響とコストを同時に抑えられます。

    3.根本を「断つ」――MIST工法®で除去+防カビのワンステップ処理
     MIST工法®は専用剤をミスト化し、素材の奥深くまで浸透させて菌糸を分解。施工後に防カビコーティングを同時定着させることで、長期的な再発抑制が期待できます。一般教室なら半日で作業が完了し、翌日の通常保育が可能。施工前後の空気測定データを保護者に公開すれば、衛生対策への信頼度も飛躍的に向上します。

    4.日常を「動かす」――湿度と清掃のルーティン化
     除去後の最大の敵は“油断”です。①毎日の換気タイム設定(登園前・昼食後・降園前)②週1回の水回りアルコール拭き取り③月1回のHVACフィルター清掃――この三つをタイムテーブルに組み込み、チェックリストで管理しましょう。布団やマットの週次乾燥、画材庫の月次扉全開換気もルーティンに加えると効果が持続します。

    5.成果を「伝える」――データとストーリーで保護者へ報告
     カビ対策は目に見えにくいため、取り組みを発信しなければ評価されません。施工完了証、空気測定グラフ、職員研修の写真などをまとめたリーフレットやスライドを作成し、保護者会や園だよりで共有してください。「どのような問題が、どんな手順で、どれだけ改善したか」をストーリーとして語ることで、安心と信頼は確かなものになります。

     カビの根を断つプロ施工と、湿度・清掃を軸にした日常管理。この二本柱をデータで可視化し、保護者と共有する仕組みこそが、園児の健やかな呼吸と園経営の安定を同時に守る最短ルートです。明日からできる小さな一歩を積み重ね、カビゼロの園舎を実現しましょう。

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    カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部

    0120-052-127(平日9時から17時)

    https://sera.jp

     

    カビの救急箱

    https://kabibusters.com/

     

    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/

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