ブーツや靴に生えたカビの正しい除去方法と再発防止対策|MIST工法®カビバスターズ本部
2025/09/09
ブーツや靴に生えたカビの正しい除去方法と再発防止対策|MIST工法®カビバスターズ本部
靴に発生したカビを安全に落とす方法から、カビの再発を防ぐ保管・お手入れのポイントまで詳しく解説します。
こんにちは😊 MIST工法®カビバスターズ本部のブログをご覧いただきありがとうございます。
お気に入りのブーツや靴にカビが生えてしまった経験はありませんか?特に梅雨時期や湿気の多い季節になると、玄関や靴箱の湿度が上がり、気づかないうちに白いポツポツや緑色のカビが靴に広がってしまうことがあります。せっかく大切にしている革靴やブーツ、毎日履くスニーカーがカビで台無しになると、とてもショックですよね💦
カビは見た目が不快なだけでなく、ニオイの原因になったり、放置すると素材を傷めて寿命を縮めてしまうこともあります。さらに、カビの胞子は空気中に広がりやすく、健康への影響が心配されるケースも…。そのため「正しい方法で安全にカビを除去し、再発を防ぐこと」がとても重要です。
今回のブログでは、靴やブーツにカビが発生したときの基本的な除去方法から、再びカビを生やさないための保管方法や日常のお手入れのポイントまで、わかりやすくご紹介していきます。ご自宅で実践できる工夫をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください👞✨
そして、もし「自分ではどうにもならない…」「カビの範囲が広すぎる…」といった場合には、無理に自己流で処理せず、専門の知識と技術を持つ私たちMIST工法®カビバスターズ本部へお気軽にご相談ください。大切な靴を守り、快適で清潔な暮らしをサポートいたします。
目次
はじめに|靴にカビが生える原因とは?
靴にカビが発生する3つの大きな原因と、その悪影響を徹底解説
湿気・汚れ・通気性の悪さがカビの原因になる理由
靴にカビが発生する最大の原因は「湿気」「汚れ」「通気性の悪さ」の3つが重なることです。カビは高温多湿を好み、湿度が65%を超えると一気に繁殖が進みやすくなります。特に日本の梅雨時期や夏場は空気中の湿度が高く、玄関や靴箱といった閉ざされた空間ではカビにとって理想的な環境が整ってしまうのです。
また、靴は日常的に汗や皮脂を吸収しています。人間の足は一日にコップ一杯分の汗をかくといわれており、その水分と栄養分がカビのエサとなります。特に布製スニーカーや革靴は吸湿性が高いため、しっかり乾かさないまま放置すると内部に湿気がこもり、数日のうちに白いカビや黒カビが浮き出てしまうケースも少なくありません。
さらに、雨の日に濡れた靴をそのまま下駄箱に入れるのも危険です。乾燥が不十分な状態で密閉空間に置いてしまうと、カビの胞子が一気に増殖してしまいます。加えて、靴箱の奥は空気が動きにくいため「通気性の悪さ」が湿度を閉じ込め、よりカビが発生しやすい環境を作り出します。
つまり、靴にカビが生えるのは単に「湿気が多いから」だけではなく、「汗や汚れが残っている」「空気の流れが悪い」という条件が組み合わさっているのです。これらを理解することが、日頃から靴を清潔に保ち、カビを予防する第一歩といえるでしょう。
カビが靴に与える影響(見た目・ニオイ・素材劣化)
カビが靴に生えると、まず目につくのは「見た目の悪化」です。革靴やブーツに白や緑の斑点が浮かび上がると、高級感や清潔感が一気に失われてしまいます。大切にしていたブランド靴やお気に入りの一足が台無しになり、人前で履けなくなることも…。特に黒革や濃い色の靴ではカビの跡が目立ちやすく、落としてもシミのように残ってしまう場合があります。
さらに厄介なのは「ニオイの発生」です。カビ自体が独特のカビ臭を放つうえ、靴の中にこもった汗や皮脂と混ざることで、強烈な悪臭に変わることがあります。このニオイは靴を履いた瞬間に周囲にも伝わってしまうため、ビジネスシーンやプライベートでの印象を大きく損ねる原因にもなります。除菌スプレーなどで一時的にごまかせても、カビを根本的に除去しない限り再び臭いが戻ってしまうのです。
また、カビは「靴の素材を劣化させる」大きな要因にもなります。革靴の場合、カビは革の油分を吸い取って表面を硬化させ、ヒビ割れや変色を引き起こします。布製のスニーカーでは繊維の奥に根を張り、変色やほつれの原因となります。合皮やゴム素材でも劣化が進み、ベタつきや剥がれが生じるケースがあります。
このように、カビは見た目や臭いだけでなく、靴そのものの寿命を縮める深刻なトラブルを引き起こすのです。お気に入りの靴を長く使うためには、早めの発見と適切なケア、そして予防が欠かせません。
カビが生えた靴の正しい除去方法
素材別に解説!靴のカビを安全に落とすための正しいケア方法
革靴・ブーツの場合のケア方法
革靴やブーツは高級感があり長く愛用できる一方で、カビが生えやすくデリケートな素材です。まず大切なのは、カビを発見したらすぐにブラッシングで表面のカビを落とすこと。柔らかい馬毛ブラシを使い、靴全体を軽く払うようにしてカビを取り除きましょう。その際、室内ではなく風通しの良い屋外で行うのがおすすめです。カビの胞子が室内に舞ってしまうのを防げます。
次に、消毒用エタノール(濃度70〜80%程度)を柔らかい布に含ませ、カビの部分を優しく拭き取ります。エタノールはカビの菌を殺菌し、再発防止にも役立ちます。ただし、革はアルコールで乾燥しやすいため、強くこすらず、軽く馴染ませる程度にするのがポイントです。
拭き取りが終わったら、靴を陰干しして完全に乾燥させます。直射日光は革を硬化・変色させるため避け、風通しの良い場所で数時間から一日程度干すのが理想です。最後に革専用のクリームで保湿と栄養補給を行い、表面を磨いて仕上げましょう。
革靴やブーツは定期的なお手入れを怠ると、カビが繰り返し発生する原因になります。普段から使用後は乾いた布で軽く拭き、湿気のこもらないようシューキーパーや乾燥剤を活用することで、カビ予防にもつながります。
スニーカー・布製靴の場合のケア方法
スニーカーや布製靴は通気性が高い反面、汗や水分を吸収しやすく、カビが内部まで入り込みやすい特徴があります。まずは乾いたブラシや古歯ブラシを使って、表面に出ているカビを払い落とします。強くこすると繊維を傷めるため、優しくなでるように落とすことが大切です。
次に、洗える素材であれば中性洗剤をぬるま湯に溶かし、布でたたくように汚れを拭き取ります。部分的なカビにはエタノールを布に含ませて軽く叩き、菌を死滅させます。洗剤を使った後はしっかり水で濯ぎ、洗剤が残らないように注意しましょう。洗剤が残ると逆にカビの栄養源となってしまいます。
乾燥はカビ対策の最重要ステップです。濡れたまま放置すると再びカビが繁殖してしまうため、新聞紙やタオルを靴の中に詰めて水分を吸収させ、風通しの良い場所で陰干しします。直射日光は色あせの原因となるので避け、数日間かけて完全に乾かすのが安心です。
布製の靴は除湿剤や防カビスプレーと併用することで、再発を防ぎやすくなります。特に雨の日やスポーツで使用した後は、しっかり乾燥させる習慣を持つことで清潔さを保てます。
ゴムや合皮素材の場合の注意点
ゴムや合皮(フェイクレザー)は水分を吸収しにくい素材ですが、表面に汚れやほこりが残っているとカビが繁殖しやすくなります。特に合皮は経年劣化によってベタつきやひび割れが起きやすく、そこにカビが付着すると除去が難しくなります。
カビが発生した場合は、まず乾いた布で表面を拭き取り、カビを落とします。次に、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭き、汚れとカビを同時に除去します。その後、水拭きで洗剤成分をしっかり取り除きましょう。仕上げに消毒用エタノールで軽く拭いて殺菌すると再発防止につながります。
乾燥の際は、風通しの良い日陰に置くのが基本です。ゴムは高温に弱く、直射日光やドライヤーで乾かすと劣化が早まるため避けましょう。合皮の場合も熱に弱く、表面が剥がれる原因になります。
日常的な予防策としては、使用後に汚れをこまめに拭き取り、通気性のある場所で保管することが大切です。また、長期間履かない靴には不織布カバーをかけ、乾燥剤を一緒に入れておくと劣化やカビの発生を防げます。
除去時にやってはいけないNG行動
靴のカビを落とす際に注意すべきなのは「誤った方法で素材を傷めてしまうこと」です。まずやってはいけないのは、強い漂白剤を直接使うこと。布や革を変色させるだけでなく、素材そのものを劣化させる危険があります。
また、カビが気になるからといってゴシゴシ強く擦るのもNGです。革靴では表面が傷つき、光沢が失われる原因に。布製の靴では繊維が毛羽立ち、さらにカビが根を張りやすくなってしまいます。
もう一つの間違いは、完全に乾燥させないまま保管することです。表面のカビを拭き取っても、中が湿ったままだと短期間で再発します。新聞紙を詰めたまま放置してしまい、逆に湿気をため込むケースも少なくありません。乾燥剤や取り替え可能なシューキーパーを使い、内部までしっかり乾かすことが重要です。
さらに注意したいのが「熱で乾かす」方法です。ドライヤーや直射日光で急激に乾燥させると、革がひび割れる、布が色あせる、ゴムや合皮が変形するなどのダメージが起きます。あくまで風通しの良い日陰で、じっくりと時間をかけて乾燥させるのが鉄則です。
誤った方法は一見早くカビを落とせるように見えても、靴の寿命を縮める原因となります。正しい手順を守ることが、大切な靴を長持ちさせる秘訣です。
カビ除去後に必要なケアとメンテナンス
靴を長持ちさせるためのアフターケアと再発防止の正しいステップ
靴専用クリーナーや消毒の使い方
カビを除去した後に欠かせないのが「靴専用クリーナー」や「消毒」の工程です。表面に見えるカビを取り除いただけでは、目に見えない菌や胞子が靴の奥に残っている可能性があり、そのままにしておくと短期間で再びカビが発生してしまいます。
まず革靴やブーツの場合は、革専用のクリーナーを用意しましょう。布に少量をとり、優しく円を描くように拭き取ることで表面の汚れや皮脂を除去できます。ここで重要なのは「カビのエサになる汚れを残さないこと」です。クリーナーは必要以上に使わず、薄く均一に伸ばすように意識すると仕上がりも美しくなります。
布製のスニーカーやキャンバス地の靴の場合は、中性洗剤を使ったケアが有効です。薄めた洗剤で部分的に拭き取り、しっかり水で濯いでから乾燥させると、カビの原因物質を取り除けます。
さらに、消毒用エタノールを併用することで、カビ菌を効果的に死滅させることができます。ただし、革素材の場合は乾燥によるダメージを避けるため、軽く拭く程度にとどめるのがポイントです。布や合皮であれば、表面全体を軽くスプレーするのも効果的です。
このように、カビ除去後は「汚れを落とす」「殺菌する」という2つのアプローチを組み合わせることで、見えない菌の再発を防ぐことが可能になります。
素材を傷めない保湿と保護の方法
カビ除去や消毒の後は、靴の素材が乾燥して弱っている状態になっています。そのため「保湿」と「保護」のケアを行うことが欠かせません。特に革靴やブーツは天然素材であるため、水分や油分が失われると表面がカサつき、ひび割れや色あせが進行してしまいます。
革靴の場合は、専用のレザークリームやオイルを使って保湿しましょう。柔らかい布に少量を取り、全体に薄く伸ばすように塗布します。ポイントは「塗りすぎないこと」。厚く塗ってしまうとベタつきやムラの原因となるため、薄く重ねて塗布するのが理想です。その後、馬毛ブラシや布で優しく磨き上げると、自然なツヤと柔らかさが戻ってきます。
布製やスニーカーの場合は、基本的に保湿の必要はありませんが、撥水スプレーを使用することで汚れや水分を弾き、再びカビが付着するのを防ぐ効果があります。合皮やゴム素材も同様に、専用の保護剤やコーティングスプレーを使うと劣化を遅らせることができます。
重要なのは「素材に合ったアイテムを選ぶこと」です。革に布用のスプレーを使うとシミの原因になることもあり、逆に布靴に革用オイルを使っても意味がありません。素材ごとの特性を理解し、適切な保湿と保護を行うことで、靴本来の美しさと耐久性を維持できます。
仕上げに行う防カビ対策
最後に忘れてはいけないのが「防カビ対策」です。カビを除去して消毒・保湿を行った後でも、環境次第では再発してしまうことがあります。そのため、仕上げとして防カビの工夫を取り入れることが大切です。
最も手軽なのは「防カビスプレー」を使う方法です。市販の靴用防カビスプレーを軽く全体に吹きかけるだけで、カビの繁殖を抑える効果が期待できます。使用する際は必ず靴が完全に乾いた状態で行い、風通しの良い場所で作業するのが基本です。
また、保管時の環境づくりも重要です。靴箱や下駄箱には乾燥剤を入れ、定期的に交換することで湿度をコントロールできます。さらに、除湿機やシューズ用乾燥機を使うのも有効です。湿気が多い時期には特に効果を発揮します。
ブーツや革靴にはシューキーパーを入れて形を整えつつ内部の湿気を吸収させると、型崩れ防止と防カビの両方に役立ちます。新聞紙を詰める方法もありますが、長期間放置すると湿気を含んで逆効果になるため、短期間での利用にとどめるのがおすすめです。
「カビ除去後の仕上げ=防カビ対策」と意識し、環境を整えてあげることで、せっかくきれいにした靴を長く清潔に保つことができます。
カビの再発を防ぐ正しい保管方法
湿気を寄せつけない!靴を長持ちさせるための賢い保管テクニック
靴箱や玄関の湿度対策
カビの再発を防ぐうえで最も重要なのは「湿度対策」です。靴箱や玄関は外から持ち込んだ湿気や泥汚れがたまりやすく、換気が不十分だとカビの温床となってしまいます。湿度が65%を超えるとカビが活発に繁殖し始めるため、湿度管理は欠かせません。
まず意識したいのが「換気」です。靴箱の扉を長時間閉めっぱなしにせず、定期的に開けて空気を入れ替えましょう。特に梅雨や夏場は湿気がこもりやすいため、1日1回でも扉を開けて風を通すだけで大きな効果があります。可能であれば靴箱に通気口を設けたり、扉を少し開けておくのも有効です。
次におすすめなのが「除湿アイテム」の活用です。市販の除湿剤を靴箱に入れると湿気を効率よく吸収できます。さらに電動式の小型除湿機を玄関に設置すると、梅雨時期でも快適な湿度を保つことができます。
また、靴を履いた直後は汗や湿気がこもっているため、すぐに靴箱に入れないことが大切です。数時間ほど玄関先で陰干ししてから収納すると、カビのリスクを大幅に減らせます。湿度対策を徹底することで、靴箱そのものを「カビが育たない環境」に変えることができるのです。
新聞紙や乾燥剤を活用する方法
手軽にできる防湿対策として有効なのが「新聞紙」や「乾燥剤」の活用です。新聞紙は身近にある素材ですが、実は湿気やニオイを吸収する優れた効果があります。履いた靴の中に軽く丸めた新聞紙を詰めておくと、汗や水分を吸い取ってくれるため、翌日には乾いた状態で履くことができます。さらにインクには消臭効果もあるため、嫌な臭い対策にもなります。
ただし、新聞紙は湿気を吸収すると逆にカビの温床になってしまうため、長期間入れっぱなしにしないことが大切です。毎日交換するか、数日以内に取り替える習慣を持ちましょう。
より長期的に使えるのが「乾燥剤」です。シリカゲルなどの靴用乾燥剤を活用すると、新聞紙よりも効率的に湿気を取り除けます。繰り返し使えるタイプもあり、コストパフォーマンスにも優れています。靴箱全体に置くタイプと、靴の中に直接入れるタイプを併用すると効果的です。
さらにワンランク上の方法としては、靴専用の電動乾燥機を使うことです。温風や紫外線を利用して内部を乾燥させる機能があり、数時間でカビの原因をしっかり取り除けます。新聞紙と乾燥剤を組み合わせるなど、状況に応じた工夫を取り入れることで、靴を常に快適で清潔な状態に保つことができます。
シーズンオフの靴を保管する際の注意点
シーズンオフに使わない靴を長期間保管する際には、特別な工夫が必要です。間違った方法で収納してしまうと、次のシーズンに取り出した時にカビだらけ…という悲しい結果になりかねません。
まずは「徹底的なクリーニング」が基本です。汚れや汗を残したまま収納すると、それがカビの栄養源となります。ブラッシングや洗浄で汚れを落とし、しっかり乾燥させた状態で保管しましょう。革靴であればレザークリームで保湿を行い、表面を保護しておくと劣化を防げます。
次に「保管環境」を整えること。湿気の多い場所や直射日光が当たる場所は避け、風通しが良く温度変化の少ない場所を選びましょう。押し入れやクローゼットに収納する場合は、必ず除湿剤や防カビ剤を一緒に置くことが大切です。
収納時には「不織布のシューズ袋」や「通気性のある箱」を活用するのがおすすめです。ビニール袋で密閉すると湿気がこもりやすく、カビのリスクが高まります。また、シューキーパーを入れて型崩れを防ぎつつ、内部の湿気も吸収させると安心です。
保管中も放置しっぱなしにせず、数か月に一度は靴を取り出して換気させると、カビの発生を未然に防ぐことができます。これらの工夫を取り入れることで、次のシーズンに気持ちよく靴を履き始めることができるのです。
日常でできるカビ予防の習慣
毎日のちょっとした習慣でカビを寄せつけない靴ケアの秘訣
靴を履いた後にやるべきお手入れ
カビを防ぐうえで最も大切なのは「履いた後のケア」です。靴は一日中足を守ってくれていますが、その間に汗や皮脂、ホコリなどを吸収しており、そのまま放置するとカビの栄養源となってしまいます。だからこそ、帰宅後に数分だけでもお手入れの時間を持つことが、靴を清潔に保つ秘訣になります。
まずは表面の汚れを落とすことから始めましょう。革靴であれば柔らかい馬毛ブラシ、スニーカーや布製靴であれば乾いた布や軽く湿らせたタオルでホコリを払います。このひと手間でカビの原因となる微細な汚れや湿気を除去できます。
次に重要なのは「通気性を確保すること」です。靴箱にすぐに収納するのではなく、風通しの良い場所に数時間置いて湿気を飛ばしましょう。玄関の隅やベランダの日陰など、直射日光が当たらず涼しい場所が最適です。靴の中には新聞紙を軽く詰めておくと、水分を吸収してくれるのでより効果的です。
さらに、靴の中敷きを取り出して乾燥させるのも忘れないポイントです。特に夏場は足汗が多く、インソールに湿気がたまりやすいため、外して陰干しするだけでもカビの発生を抑えられます。
このように「履いた後に汚れを落とす」「風通しをよくして乾燥させる」「中敷きを外す」といったシンプルな習慣を取り入れることで、カビのリスクを大幅に減らすことができます。毎日のちょっとしたお手入れが、大切な靴を長持ちさせる最大の秘訣なのです。
ローテーションで靴を休ませる重要性
カビ予防の観点で見落とされがちなのが「靴を休ませること」です。お気に入りの靴を毎日履きたくなる気持ちはよくわかりますが、連続使用はカビの発生リスクを一気に高めてしまいます。理由は単純で、一度履いた靴は大量の汗や湿気を含んでおり、完全に乾燥するまでに24時間以上かかるからです。
もし同じ靴を翌日も履いてしまうと、乾ききらない状態のまま再び湿気が加わり、カビにとって理想的な環境を作り出してしまいます。これを繰り返せば、数週間でカビが繁殖するのも不思議ではありません。
そのため、少なくとも2〜3足の靴を用意して「ローテーション」で履くことが大切です。例えば月曜は革靴、火曜はスニーカー、水曜は別の革靴、といったように使い分けることで、それぞれの靴に休息と乾燥の時間を与えることができます。特にビジネス用の革靴は、最低でも2足を交互に履くことが理想的です。
また、靴を休ませることで得られるメリットはカビ防止だけではありません。革靴なら型崩れやひび割れを防げますし、スニーカーならクッション性の回復を促して履き心地を長持ちさせる効果もあります。靴にとって休養は、人間にとっての睡眠のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。
ローテーションを意識することで、カビを予防しながら靴の寿命も延ばすことができます。お気に入りの靴を長く愛用するためには「毎日同じ靴を履かない」というシンプルなルールを守ることが何よりも効果的なのです。
まとめ|大切な靴をカビから守るために
靴を清潔に長持ちさせるための最終チェックと頼れる解決策
今日からできる予防ポイントのおさらい
ここまで靴にカビが生える原因や、素材ごとの正しい除去方法、そして再発を防ぐための保管・お手入れ法をご紹介してきました。最後に、読者の皆さまが「今日からすぐに実践できるポイント」を簡単に整理してみましょう。
まず意識したいのは 湿気対策 です。靴を履いた後はすぐに靴箱へ戻さず、風通しの良い場所でしっかり乾燥させましょう。中敷きを外して陰干ししたり、新聞紙を軽く詰めて湿気を吸収させるだけでも効果的です。
次に 汚れを残さない習慣 が大切です。毎日のお手入れはわずか数分で済みます。ブラシでホコリを払い、布で軽く拭くだけでカビのエサとなる皮脂や汚れを減らすことができます。特に雨の日に履いた靴は要注意。必ず水分を拭き取り、十分に乾かしてから収納するようにしましょう。
さらに、 靴のローテーション も重要な予防策です。同じ靴を毎日履くのではなく、最低でも2足以上を交互に使用することで、靴が自然に乾燥する時間を確保できます。
最後に 保管環境の工夫 です。靴箱や玄関には乾燥剤や除湿機を設置し、湿気をため込まないようにしましょう。シーズンオフの靴はしっかりクリーニングしてから、不織布袋や通気性のある箱で保管すると安心です。
こうした小さな積み重ねが、大切な靴を清潔に長持ちさせる秘訣になります。今日からぜひ取り入れてみてください。
もし手に負えない場合は専門家へ相談を
どんなに日常的なお手入れや予防を心がけていても、「気づいたらカビがびっしり生えていた」「範囲が広すぎて自分ではどうしようもない」というケースは少なくありません。特に革靴や高級ブランド靴はデリケートな素材でできており、自己流のケアで無理にカビを落とそうとすると、逆に素材を傷めてしまう危険性があります。
例えば、強い洗剤や漂白剤を使ってしまい、色落ちや変色を招いたり、革が乾燥してひび割れを起こしてしまうこともあります。また、表面のカビを落とせても内部に菌が残っていれば、すぐに再発してしまうことも…。そんな時こそ、専門家へ相談するのが最も安心で確実な方法です。
カビ対策の専門家は、靴の素材や状態に応じて最適な方法を判断し、靴を傷めずにカビを除去する技術を持っています。また、再発を防ぐための具体的なアドバイスも得られるため、今後の予防にも役立ちます。
「お気に入りの靴だからこそ失敗したくない」「自分では限界を感じる」と思ったら、迷わず専門家に相談しましょう。早めの対応が靴の寿命を守り、清潔で快適な暮らしを取り戻す一番の近道になります。
もし靴のカビや保管方法でお困りごとがあれば、MIST工法®カビバスターズ本部へぜひお気軽にご相談ください。私たちはカビに関する豊富な知識と経験を活かし、皆さまの大切な靴や生活空間を清潔に保つお手伝いをいたします。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部
0120-052-127(平日9時から17時)
カビの救急箱
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------