新築の漏水事故がもたらすカビの不安を解消!専門家の第三者調査で安全な住環境を守る

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新築の漏水事故で心配なカビ…専門家による徹底調査で安心を

新築の漏水事故で心配なカビ…専門家による徹底調査で安心を

2025/03/08

新築の漏水事故で心配なカビ…専門家による徹底調査で安心を

室内浮遊菌検査・落下菌検査・同定検査・含水率検査・サーモグラフによる総合的なカビ調査

はじめまして、MIST工法®カビバスターズ本部です。新築のご入居直後、思わぬ漏水事故に遭われた方や、工事期間中に発生した水まわりのトラブルが原因で「もしかしてカビが生えているのでは?」と心配される方が増えています。住まいはこれから長い年月をかけてご家族とともに育んでいく大切な空間です。しかし、せっかくの新築でも、わずかな水分の滞留や湿度バランスの乱れによってカビが繁殖してしまう可能性があります。見た目には異常がなくても、実際には建材内部や目に見えない場所でカビ菌が潜んでいることも珍しくありません。

こうしたリスクに対して、信頼のおける第三者が客観的に調査を行うことはとても大切です。私たちMIST工法®カビバスターズ本部では、室内浮遊菌検査や落下菌検査などの空気中のカビ菌を調べる手法、建材や壁内部の含水率を測定し湿度管理の状態をチェックする含水率検査、カビが発生している場合にどんな菌種が生えているかを明らかにする同定検査など、総合的なカビ調査を実施しています。さらに、サーモグラフを用いた画像分析によって、通常では見つけにくい室内の温度差や結露リスクポイントを視覚的に把握することも可能です。これらの専門的な検査は、単なる目視による判断では見逃してしまう兆候をしっかり捉え、将来的なカビ被害を未然に防ぐための重要な一歩となります。

「新築だから大丈夫」と油断することなく、一度専門家による客観的な調査を受けてみませんか?私たちMIST工法®カビバスターズ本部は、長年にわたりカビ対策と向き合い続けてきたプロフェッショナル集団です。皆さまが安心して暮らせる快適な住環境を保つお手伝いをすることが私たちの使命です。万が一、カビが発生していたとしても早期発見・早期対策によって被害を最小限に抑え、あなたの大切な新居を守ることができます。ぜひお気軽にご相談ください。

目次

    新築でもカビが発生する理由

    住まいの初期段階から潜むカビのリスクを正しく理解し、安心・快適な新築生活を守るために

    1. 湿度と温度の関係

    新築であってもカビが発生する要因のひとつに、「湿度と温度」のバランスが挙げられます。一般的にカビは湿度が高く、温度もある程度高い環境を好むため、雨の多い時期や気温差の大きい季節には一気に増殖しやすい特徴があります。新築住宅は建材や設備が新しいことから、見た目や肌触りだけでは湿気の滞留を感じ取りづらいものです。しかし、実際には建築直後のコンクリートや内装のボード、接着剤などに含まれる水分が十分に放散されていないケースがあり、まだ乾ききっていない内部に湿気がこもりやすい状態になっている可能性があります。さらに、高い断熱性能や気密性能を謳う住宅が増えている昨今では、外気との熱交換が制限される分、室内や壁内部に湿気が溜まるリスクが高まります。

    また、日本は地域ごとに四季の変化が大きく、外気温や湿度に大きな差が生まれやすいという特徴も見逃せません。屋外が寒い冬場に暖房を強めにかけると室内と外気の温度差が拡大し、結露が発生しやすくなります。結露した水滴が壁際や窓枠、換気の不十分な押し入れの奥などに残っていると、そこがカビの温床となるのです。室温を一定に保つために断熱材を多用し、気密性の高い窓やドアを採用していると、一見すると快適そうに思えますが、逆に換気不足に陥るリスクが高まることにも注意が必要です。適切な換気が行われないまま高い湿度と適温が維持されれば、建材表面のみならず壁の中や天井裏、床下にもカビが発生する恐れがあります。こうした「新しさ」と「性能の高さ」がかえって、湿度・温度管理を難しくし、結果的にカビが発生する理由になるのです。

    2. 漏水事故がカビリスクを高める背景

    新築住宅であっても、工事中に予期せぬ形で雨水や配管からの水が建材に染み込んでしまうケースや、完成後に何らかの理由で配管が破損して水が漏れ出すケースなど、いわゆる「漏水事故」は少なからず起こり得ます。一度でも建材が水で濡れてしまうと、その部分は長時間にわたって湿気を含んだ状態になりやすく、早期に適切な乾燥措置や補修が行われないまま放置されると、カビが発生するリスクが一気に高まります。特に壁内部や床下など目視で確認しにくい箇所に水分が滞留している場合には、知らぬ間にカビが繁殖してしまう恐れがあるのです。

    さらに、漏水が起きた箇所から周囲へ湿気が広がり、壁の石膏ボードや断熱材、木材といったカビの栄養源になりやすい素材にまで影響を及ぼすことがあります。新築の段階であれば、建物そのものの湿度管理を十分に行わなければならない時期でもありますが、漏水事故が発生することにより内部の湿度が局所的に高止まりしやすくなり、結果的にカビの繁殖環境を作り出してしまいがちです。また、一度カビが発生してしまうと、その胞子が空気中に漂い、家中に拡散して別の箇所でもカビを生やす二次被害へとつながる可能性があります。

    このように「漏水事故」は単なる水濡れの問題だけではなく、その後の建材劣化やカビ菌の広範囲への拡散といった深刻な被害へ発展するリスクを内包しています。新築だからといって安心できるわけではなく、むしろ一度でも水分が侵入すると、防水や断熱などせっかく施された設備の機能がダメージを受け、時間の経過とともに「見えない部分」に問題が蓄積する傾向があるのです。だからこそ、漏水事故が起きた際には適切な乾燥処理・修繕とともに、第三者の専門家による調査やカビ対策が欠かせません。

    漏水事故とカビ被害の実態

    漏水が引き起こす潜在的なダメージと、見えない場所で広がるカビの脅威を正しく理解しよう

    1. 漏水がもたらす建材内部への影響

    漏水事故が起きると、直接目に見える水たまりやシミにばかり注意が向きがちですが、実は一番の問題は「建材内部」に及ぶ水の影響にあります。木材や石膏ボード、断熱材など、住宅を構成するさまざまな部材は、意外と水を吸収しやすい性質をもっています。特に木材は湿度調整に優れる一方で、水分を含みすぎると腐食のリスクが高まり、カビの発生源にもなりやすいのです。また、石膏ボードは表面に水が染み込むと内部まで湿気を抱え込み、乾きにくい状態が続きます。そのまま放置されれば、長期間にわたってカビを繁殖させる原因となる可能性が十分にあります。

    加えて、断熱材が湿気を含んでしまった場合は断熱性能が大幅に低下し、室内の冷暖房効率に悪影響を及ぼすだけでなく、結露が起こりやすい環境を生み出してしまいます。結露が発生すればさらに湿気が増し、建材の劣化とカビの増殖を繰り返す悪循環につながります。こうした建材のダメージは短期的には目立った変化がなくても、時間をかけて徐々に進行していきます。壁紙の剥がれや床鳴り、変色など、後々になって目に見える形で表面化した時には、すでに大規模な修繕が必要なほど被害が拡大しているケースも珍しくありません。

    漏水事故は、単に水を拭き取れば解決するという単純な問題ではありません。建材内部に潜んだ水分をいかに効率的に乾燥させ、適切な修繕や補修を行うかが、被害を最小限に抑えるカギとなります。また、仮にすぐ目立った被害がなくても、後々になって建材の内部が腐食していたり、カビが根を張っていたりする可能性も捨てきれません。そのため、専門家による詳しい調査と早期対処が、漏水後の建物を健全な状態に保つためには不可欠となるのです。

    2. 見えない場所で進行するカビの危険性

    カビは高温多湿を好む微生物で、空気中に常在する「胞子」から建材の表面や内部に繁殖を始めます。しかし、私たちの目に見えるカビはほんの一部で、実際には壁の内側や床下、天井裏など、日常生活では確認しづらい場所で進行しているケースが数多くあります。特に漏水事故が発生した場合、水分が壁の奥や断熱材、木材を伝って広がり、表面化しないところでじわじわとカビが成長していることも少なくありません。こうした隠れたカビは、建材を腐食させるだけでなく、室内環境や住む人の健康にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。

    たとえば、カビ胞子が空調や換気システムによって室内全体に拡散されると、家族の中にアレルギー体質の方がいる場合、鼻炎や喘息、肌トラブルなどを引き起こすリスクが高まります。さらに、建物の構造自体がダメージを受け、長期的には耐久性の低下を招きかねません。特に発見が遅れたカビ被害は修繕範囲が広がるため、その分コストや工事の手間も大きくなります。見えない場所だからこそ、早期に専門家によるチェックや適切な対処が求められるのです。

    また、カビは一度発生すると、わずかな湿気や栄養源だけでしつこく再繁殖を繰り返す厄介な存在です。たとえ目視で表面をきれいにしても、奥深くまで根を張っていたり、ほかの場所に胞子が残っていると、条件が整った瞬間に再び現れます。これを防ぐには、見えない部分まで含めた徹底的な調査と、適切な除去・予防措置が欠かせません。たとえば、専門家が行うサーモグラフによる熱画像分析や含水率検査、落下菌検査・浮遊菌検査などの総合的なアプローチを駆使してこそ、建物内部や隠れた部分で潜在的に進行するカビを正確に把握し、根本的な対処を行うことができるのです。

    専門家による第三者調査の必要性

    専門性を持ったプロの客観的視点による調査が、新築のカビリスクを見逃さず徹底的に解明する

    1. 目視チェックとの違い

    一般の方がご自宅を確認する際は、どうしても「見える範囲」に限られたチェックになりがちです。壁紙や床材に目立ったシミや変色がなければ「問題ないだろう」と思ってしまうかもしれません。しかし実際には、カビは壁の裏側や天井裏、床下など、普段なかなか目に触れない空間にこそ繁殖しやすいものです。いくら表面がきれいに見えていても、その裏ではすでにカビがじわじわと広がっているケースも珍しくありません。さらに、漏水が原因で建材内部に水分が長期間にわたって滞留している場合、表面には現れない深刻なダメージが進行している可能性も否定できないのです。

    こうした「見えない部分」の劣化やカビの繁殖を的確に把握するために必要なのが、専門家による第三者調査です。プロのカビ対策業者や建築士などは、カビや湿度管理の知識を豊富に持ち合わせており、通常では見落としがちなポイントや兆候も見逃しません。たとえば、含水率検査やサーモグラフ(熱画像)分析を駆使すれば、壁の裏で局所的に温度差が生じている箇所や、水分が溜まりやすい箇所を正確に検出できます。さらに、室内浮遊菌検査や落下菌検査を行うことで、空気中に存在するカビ菌やその濃度を客観的に数値化することも可能です。

    何より目視チェックとの大きな違いは、「見えない場所」や「数値化された情報」に基づいて状況を判断できる点にあります。単に「カビが生えているかどうか」を目で見るだけではなく、環境要因や建材の状態を総合的に分析するため、その後の対処方法も科学的根拠に基づいた的確なアドバイスが得られます。たとえ新築であっても、漏水事故や結露などの原因でカビがすでに発生している可能性を否定できない以上、目視だけでなく専門家の豊富な知識と計測手段を活用して初めて、真のリスクを発見し、適切な対策を講じることができるのです。

    2. 客観的な評価がもたらす安心感

    専門家による第三者調査を受ける最大のメリットの一つは、客観的な視点を得られることでしょう。家を購入したり建築したりすると、その建物には大きな愛着が生まれるものです。しかし、どうしても主観的な「大丈夫だろう」「これくらいなら平気」という思い込みが働き、問題の兆候を見落としてしまうことがあります。特に新築の段階では「まだ建てたばかりだから問題ないはず」という先入観が強く、わずかな異変に気づいても深刻に受け止めないまま放置してしまうケースが少なくありません。

    そこで、カビ調査の専門家や公的資格を持った建築のプロが第三者の立場で調査を行うことで、感情や主観に左右されない事実に基づく評価を受けられるのです。たとえば「実は壁裏の湿度が著しく高い」「床下の一部に水分が溜まっている」など、数値データや画像診断の結果をもとに科学的に証明されれば、具体的な対策に踏み切りやすくなります。また、漏水事故があった場合に保険を適用する際や、施工不良に対して責任の所在を明確にしたい場合にも、専門家による第三者調査の報告書は非常に有力な裏付けとなるでしょう。

    さらに、客観的な評価は「問題がなかった場合」にも大きな安心感をもたらします。専門家が詳細に調べてもカビ被害の兆候が見られなかったり、浮遊菌や落下菌の検査結果が基準値内に収まっていたりすれば、それを確認できること自体が大きな安心材料になります。逆に何らかのリスクが見つかったとしても、早い段階で気づいて対処すれば深刻な被害を未然に防ぐことができます。こうしたプロの客観的な調査と評価があってこそ、新築のお住まいを本当に安全・快適な環境に維持するための土台が固まるのです。

    実施される主な検査方法

    住まいのカビリスクを多角的に捉え、原因を根本から解明する総合検査の重要性

    1. 室内浮遊菌検査

    室内浮遊菌検査とは、空気中に漂うカビや雑菌などの微生物を専用の装置や培地を用いて採取し、その存在量を調べる検査方法です。カビは目に見える範囲だけでなく、肉眼では確認しづらい胞子の状態で空気中に浮遊していることが多く、室内の環境によっては短期間で急激に増殖する可能性があります。とくに新築であっても、工事中に入り込んだホコリや湿気、あるいは建材に含まれている水分などをきっかけに、空気中のカビが拡散してしまうケースは少なくありません。こうしたリスクを見逃さないために、室内浮遊菌検査は欠かせない工程といえます。

    検査では専用のエアサンプラーなどを使い、一定量の空気を吸引して培地に付着させる方法が一般的です。その後、培養期間を経て菌のコロニーの数や種類、増殖具合を観察し、室内の浮遊菌レベルを定量的に把握します。浮遊菌検査によって得られるデータは、単純に「どの程度の菌が存在するか」を調べるだけでなく、空調システムや換気の状態、部屋ごとの湿度コントロールが適切に行われているかを判断する材料にもなります。もし検査の結果、通常よりも高い菌数が検出された場合は、換気や除湿の強化、原因箇所の特定と対策などを講じる必要があります。

    さらに、浮遊菌検査で得られる情報は、他の検査(落下菌検査や同定検査など)と組み合わせることで、より正確なカビ対策を行うための指針になります。空気中の菌が高い濃度で検出された場合には、建物内部のどこかに既にカビが生えている可能性や、今後増殖するリスクが高い環境があると推測できるからです。カビを防ぐためには、見えない部分まで含めた総合的な調査と早期対策が肝心ですが、その第一歩として行われるのがこの室内浮遊菌検査なのです。

    2. 落下菌検査

    落下菌検査は、室内の空間に存在する菌(カビや細菌など)がどのように落下してきているのか、その状況を把握するための検査方法です。一般にカビの胞子は非常に軽く、空気の流れによって室内を漂っていますが、時間経過や重力の影響、さらには換気や人の動きによって床や家具の表面などに徐々に降り積もっていきます。落下菌検査では、その「落ちてきた菌」を培地を用いて直接的に捉え、数や種類を確認することで、室内環境がどれだけカビの増殖に適した状態かを推察します。

    具体的な手順としては、培地を一定時間、床やテーブル、棚などに露出させておき、そこに落下してきた菌を捕捉します。その後、培養機器などを使用して菌のコロニー数を測定したり、どの種類の菌が多いかを観察したりすることで、空間の清浄度を客観的に把握できます。この検査の大きな利点は、「浮遊している」状態だけでなく、最終的に落下して堆積した菌の状況を把握できる点にあります。室内浮遊菌検査と合わせて実施することで、より正確なカビリスクの評価が可能となるのです。

    落下菌検査からわかるのは、単に空気中の菌の量だけではありません。たとえば、特定の箇所において異常に高い菌のコロニーが確認された場合、そこには何らかの通気不良や水分の供給源がある可能性が高いと推測されます。換気扇の周囲やエアコンの吹き出し口の下など、意外なポイントで菌が溜まりやすいことも珍しくありません。また、落下してきた菌の種類を確認することで、その菌がもともと室外由来なのか、あるいは室内のどこかで繁殖しているものなのかといった経路も推測できるようになります。こうした情報は、カビの原因箇所を特定し、効果的な対策を打つために非常に役立ちます。見えないカビの根を絶つためにも、落下菌検査の結果を踏まえた包括的な対応が欠かせないのです。

    3. 同定検査

    同定検査は、実際に検出されたカビや細菌の「種類」を特定するための検査です。私たちの身の回りには多種多様なカビが存在しており、それぞれの種類によって人体への影響や建材へのダメージの度合いは異なります。たとえば、アレルギー症状を引き起こしやすいカビや、強い異臭を放つカビ、建材を急速に腐食させるカビなど、その特性はさまざまです。そのため、ただ「カビが生えている」とわかっただけでは十分ではなく、どの菌種がどれだけ繁殖しているのかを確認することが、根本的な対策を立てる上で非常に重要になります。

    同定検査の手順としては、培地などで採取・培養したカビを顕微鏡で観察したり、専門的な分析装置を用いたりして、胞子の形状や菌糸の特徴を詳細に調べます。その結果をもとに分類されるカビの種類によって、今後の対策が大きく変わる可能性があるのです。たとえば、一般的によく見られるクラドスポリウムやペニシリウムが多い場合は、換気や湿度管理の強化、結露の抑制などを重視することで一定の効果が期待できます。一方、毒性が強いとされる一部のカビが確認された際には、より慎重な防除作業が求められ、専門業者による徹底的な駆除や防カビ施工が必要となるケースもあるでしょう。

    また、同定検査によって特定された菌種をもとに、カビが繁殖しやすい温度帯や湿度、付着しやすい素材などがわかり、住宅内のどのエリアがハイリスクかを推測しやすくなります。これは再発防止策の立案にも欠かせない情報であり、根本原因を断つためにも必須のステップです。カビが発生したからといって、闇雲に除去や殺菌を行うのではなく、同定検査の結果に基づいて的確な方法を選択することこそが、長期的に見てもカビ被害を最小限に抑える鍵となるのです。

    4. 含水率検査

    含水率検査は、建材に含まれる水分量を計測し、どの程度湿気が溜まっているかを数値化するための検査です。建物の壁や床、天井などに使用される木材や石膏ボード、その他の素材は、適切な湿度状態であればカビの発生リスクは低いものの、水分を過剰に含むと急激にカビが繁殖しやすい環境を作り出してしまいます。特に新築でも漏水事故などが起きた場合には、表面からはわからなくとも建材内部に水分が染み込み、それが原因でカビが広範囲にわたって増殖するリスクが高まります。

    具体的な検査方法としては、非破壊型の含水率計を用いて壁や床材にセンサーを当て、内部の電気抵抗や電磁波の反射特性などから水分量を測定する手法が一般的です。一部、より詳しい調査が必要な場合には小さな穴を開けて内部のサンプルを採取し、さらに精密な計測を行う場合もあります。含水率検査によって数値化されたデータは、建物のどの部分が特に湿度が高いか、あるいは乾燥不足のまま放置されていないかを把握する上で非常に重要です。

    含水率の異常な高さが確認された場合、そこには雨漏りや結露、配管からの水漏れなど明確な原因が隠れている可能性が高いため、早急に対処することで大規模なカビ被害の発生を抑えられます。また、結露が起きやすい構造や断熱材に問題がある場合にも、含水率検査は事前に警戒すべき箇所を見つけるための指標となるでしょう。適切な乾燥措置や防水処理、防カビ施工を組み合わせることで、長期的な住環境の安全性と快適性を確保することができます。カビは目視だけでは把握しきれない建材内部から広がることが多いため、含水率検査を通じて「今どれだけ水分を含んでいるか」を知ることが、被害拡大を防ぐ最善策につながるのです。

    5. サーモグラフによる調査

    サーモグラフによる調査とは、建物内部の温度分布を可視化することで、結露や水漏れによる影響が出やすい箇所を特定するための手法です。専用の赤外線カメラを用いて壁や天井、床の表面温度を撮影すると、温度が低い部分や極端に高くなっている部分が色の変化として映し出されます。カビの発生には湿度だけでなく温度差も大きく関係しており、特に室内外の温度差が激しい場所や断熱材がうまく機能していない箇所は結露が起こりやすいため、カビが繁殖しやすい環境が整ってしまうのです。

    たとえば、漏水や結露が起きている箇所は周囲よりも温度が下がることが多く、サーモグラフによってその異常が色合いの変化として一目でわかります。目視でのチェックでは発見しづらい小さなシミや水滴の痕跡も、温度の違いとして浮かび上がることがあるため、早期に補修すべき箇所や、防カビ措置が必要な箇所を的確に見極められます。特に新築の場合は、建物の構造が複雑化していたり、高気密・高断熱仕様により通気性が制限されているケースも多いので、サーモグラフによる精密な調査は非常に有効な手段といえます。

    さらに、サーモグラフ調査の結果をほかの検査(含水率検査や浮遊菌検査など)と組み合わせることで、カビが既に発生しているリスクが高い場所や、今後カビが生える可能性がある場所をより正確に予測できます。たとえば、含水率検査で数値が高かった箇所がサーモグラフでも低温部として示されていれば、そこは湿気と温度差の両面でカビの温床になりやすいと判断できます。こうした総合的な分析によって、住宅の“見えない問題”を明確にし、最適な防カビ対策やリスク回避策を講じることが可能となるのです。

    専門家調査の活用シーンとメリット

    専門家による多角的な調査を活用し、カビの根本原因を見極めて再発リスクを軽減する方法とは

    1. カビの種類と発生源の特定

    専門家調査の大きな強みの一つは、カビの種類と発生源を正確に突き止められる点です。カビとひと口に言っても、その種類は実に多岐にわたり、見た目が似ていても成長条件や発生原因、人体や建材への影響が大きく異なるケースがあります。たとえば、アレルギー症状を引き起こしやすいカビや、強い臭いを放つカビ、さらには木材やコンクリートを深刻に劣化させるカビまでさまざまです。専門家は室内浮遊菌検査や落下菌検査、同定検査などの複数の手法を駆使し、どのようなカビが繁殖しているかを綿密に分析します。これにより、外部から流入してきたカビ菌なのか、それとも室内の構造上の問題が原因で増殖しているのかといった発生源をピンポイントで特定しやすくなるのです。

    さらに、カビの種類を把握することで、そのカビが繁殖しやすい温度や湿度、必要とする栄養源などの詳細な条件も明らかになります。たとえば、ある種のカビは主に壁紙の糊や繊維を栄養源とするため、壁と密着して高湿度が保たれる場所で急速に増殖することが多いです。また別の種のカビは、比較的低温の環境下でも増殖しやすいため、寒い季節に断熱不良の部分で結露が続くと繁殖が止まらないケースもあり得ます。こうした種類特有の生育条件を正しく理解して対策を打つことこそ、根本的なカビ対策につながります。

    発生源の特定も同様に重要です。もし漏水が原因で壁内部に水分がたまっていた場合、その部分をしっかり乾燥させたり、防水処理を施したりしない限り、いくら表面を掃除しても再発を繰り返す恐れがあります。専門家の調査で得られる情報は、単に「どこにカビがあるか」を示すだけではなく、「なぜそこにカビが生えたのか」という根本原因を解き明かす手がかりとして非常に有用です。こうしたデータに基づく分析によって、長期的に見ても効果的なカビ対策を実行できるようになるのです。

    2. 二次被害を防ぐための早期対策

    カビ被害の怖さは、単に目に見える部分が汚れるだけでなく、そこから派生する二次被害にあります。たとえば、カビが発生すると、胞子が空気中に放出されて住まいのほかの場所へ拡散し、最初は小さな範囲だった被害が一気に広がってしまうことがあります。さらに、そのカビの胞子を吸い込んでしまい、アレルギーや喘息などの健康被害が出る可能性も否定できません。特に小さなお子さまや高齢者、アレルギー体質の方がいらっしゃるご家庭では、こうした二次被害への配慮が欠かせないのです。

    専門家調査を活用すれば、このような二次被害を未然に防ぐための早期対策が可能になります。まずはカビの種類や発生源を突き止めることで、どのような環境下で増殖が進むのかを把握できるので、換気や除湿、断熱の強化など、問題の本質に対応する予防策を優先的に行えるようになります。また、すでにカビが確認された部位については、専門的な除去作業や抗菌処理、防カビ施工などを行うことで、被害の拡大や再発を抑えられます。二次被害の芽を摘むには、やはり「早期発見・早期対処」が最も効果的なのです。

    加えて、漏水事故などの不測の事態が起きた際にも、専門家の視点を取り入れることで大規模な二次被害を回避できます。たとえば、含水率検査やサーモグラフ調査で建材内部や断熱材の状態を詳しくチェックすれば、水分が溜まっている箇所を特定し、速やかに乾燥や修繕措置を施すことが可能です。こうした対処を怠ると、やがて隠れた部分でカビが広範囲にわたって根を張り、建材の劣化を招くとともに、住む人の健康リスクを大きく上昇させてしまいかねません。専門家による早期調査と的確な対応は、住環境を健全に保ち、大きな出費やトラブルを防ぐ上でも非常に有効な手段といえるでしょう。

    MIST工法®カビバスターズ本部の強み

    専門性と実績に基づく徹底的なカビ対策で、新築の安全と快適さを長期的に守る

    1. 豊富な実績と専門性

    MIST工法®カビバスターズ本部は、長年にわたってカビ調査や防カビ施工、建物の健康診断に携わってきた豊富な実績を誇っています。新築から既存の住まい、大型の商業施設まで、さまざまな規模と構造の建物に対応してきた経験があるため、カビが発生しやすい状況や原因を的確に見抜くノウハウが蓄積されています。カビは建物の材質や環境条件によって種類や繁殖速度、被害の形態が異なるため、単純なマニュアル通りの対応だけでは十分ではありません。そこで培われたのが、数多くの実地経験と専門家同士の情報共有による「現場力」であり、一つひとつのケースに合わせたオーダーメイドの対策を可能にしているのです。

    また、MIST工法®という独自の技術を導入している点も強みのひとつです。一般的なカビ除去作業は、表面のカビを除去して抗菌剤を塗布するだけで終わることが多いですが、当社では建物内部の含水率や空気中に漂う浮遊菌、落下菌の状況を踏まえ、根本的な原因を徹底追求します。さらに、同定検査によって特定したカビの種類に合わせて最適な施工方法を選択するため、効果が長続きする防カビ処理が期待できます。蓄積された実績に加えて、常に最新の調査機器や施工技術を取り入れ、専門家同士が研鑽を重ねることで、住宅の新築・改修を問わず安心できるカビ対策を提供し続けているのです。

    2. カビ発生を未然に防ぐトータルサポート体制

    MIST工法®カビバスターズ本部が目指しているのは、単に「発生したカビを取り除く」だけでなく、「カビが生えにくい環境をあらかじめ整え、再発リスクを抑制する」ことです。そのために、総合的な調査・診断の段階からアフターサポートまで、一貫した体制を整えています。たとえば、室内浮遊菌検査や落下菌検査、含水率検査、サーモグラフによる温度差調査などを組み合わせることで、現時点で潜んでいるカビだけでなく、将来的にカビが発生しそうなリスクポイントを詳細に洗い出します。建材内部に潜む水分や断熱不良、換気不良などが発覚した場合は、修繕やリフォームを含む包括的な対策を提案し、根本からカビの要因を排除していくわけです。

    さらに、施工後も定期的な点検や必要に応じたフォローアップを行い、住まいの状態をしっかりと見守ります。気候条件の変化や住まい方の違いで湿度や温度の環境が変わると、思わぬ場所で結露が起きたり、換気不足によってカビ菌が増殖しやすい状況になったりすることもあります。こうしたリスクを把握するためには、定期的なチェックや専門家のアドバイスが欠かせません。MIST工法®カビバスターズ本部は、カビ防除のプロフェッショナルとして、建物と住まう人が長く健やかに過ごせる環境を守るため、技術力と知見を注ぎ込み、問題の根本解決からアフターフォローまでトータルにサポートしているのが大きな特徴です。こうした一連の体制によって、利用者は安心して新築や既存住宅を維持管理し、カビの不安から解放された暮らしを享受できるのです。

    まとめ:調査を通じて安心な新居づくりを

    専門家の調査結果を活かし、長期的に安全・快適な住まいを実現するための総合的アドバイス

    1. 漏水事故後の住環境を守るポイント

    漏水事故が起きた場合、まず最初に大切なのは「目に見える水の除去だけで終わらせないこと」です。床や壁に発生した水たまりを拭き取り、表面的なシミを取り除くだけでは、建材の奥底に残った水分を完全に除去できていない可能性があります。こうした隠れた湿気は時間が経つほど拡散し、建材の腐食やカビの繁殖を促進する原因となり得るため、漏水後はなるべく早めに専門家の調査を受けることが賢明です。サーモグラフによる熱画像診断や含水率検査など、第三者の専門的な視点から建物全体をくまなくチェックしてもらうことで、本当の意味でのダメージの把握が可能になります。

    さらに、漏水事故がもたらすリスクはカビだけにとどまりません。湿度の上昇に伴ってダニや細菌が増殖しやすくなり、室内環境が大きく損なわれることも考えられます。また、断熱材が水分を含んだまま放置されると、断熱性能が低下して結露が頻発し、結果として新築の住まいであっても空気がこもりやすくなるなどの悪循環を招くケースもあるでしょう。こうした一連の問題を未然に防ぐには、漏水の原因を正確に突き止めて修繕しつつ、カビや湿気対策の施工を行い、定期的に状況を観察することが欠かせません。専門家のアドバイスに基づき、換気や除湿などの日常的な対策を講じることも重要です。結果として、迅速かつ的確な対応を取ることで、漏水事故の被害を最小限に抑え、長期的に安心して暮らせる新居を守ることができるのです。

    2. お問い合わせ・ご相談の流れ

    MIST工法®カビバスターズ本部にご相談いただく場合、まずはお電話やウェブサイトの問い合わせフォームなどを通じて、現在お悩みの状況や建物の概況をお知らせください。漏水がいつ、どのような形で起こったのか、またカビの疑いがある箇所や環境条件などをヒアリングさせていただき、必要に応じて調査項目や想定される検査方法、費用の目安などをご案内します。もちろん、この段階では具体的な施工契約に至るかどうかは未定で構いません。まずは専門家と一緒に問題点を洗い出し、今後の方針を確認することが第一ステップとなります。

    次に実際の調査が必要と判断された場合は、現地へ専門スタッフが伺い、室内浮遊菌検査や落下菌検査、サーモグラフ調査、含水率検査などを組み合わせて状況を詳しくチェックします。カビや漏水の程度によっては、同定検査を行って菌の種類を特定することもあります。調査結果がまとまり次第、報告書やデータをもとに「どのようなリスクが考えられるか」「どのポイントを集中的に対策すべきか」といった具体的な提案を行います。最終的に施工作業が必要な場合は、その内容や期間、費用などを明確にご説明し、ご納得いただいたうえで着手となる流れです。アフターフォローも万全に整えており、施工後は定期的なチェックや追加相談にも対応しておりますので、安心してご利用いただけます。こうした一連のステップを通じて、お客様の大切な新居を健やかな状態に保つための最適なサポートを提供いたします。

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    カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部

    0120-052-127(平日9時から17時)

    https://sera.jp

     

    カビの救急箱

    https://kabibusters.com/

     

    【検査機関】

    一般社団法人微生物対策協会

    https://kabikensa.com/

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