カビ臭いのに見えない原因は?壁内カビの調べ方
2026/09/08
こんにちは。日本全国のカビトラブルに対応する、MIST工法®カビバスターズ本部です。
「部屋を掃除したのに、カビ臭さだけが残っている」
「目立つカビは見当たらないのに、押入れや壁の近くでにおう」
「換気をすると一時的に良くなるが、しばらくするとまた気になる」
このような状態で大切なのは、においを芳香剤や強い薬剤で隠す前に、どこに湿気があり、カビが生育しやすい環境が残っているのかを確認することです。カビは表面だけでなく、壁紙の裏、壁の中、床下、収納の奥など、普段は見えない場所で生育する場合があります。表面をきれいにしてもにおいが続くときは、内部に残る菌糸や建材の水分が関係している可能性を考える必要があります。
カビ臭さは、車から聞こえる小さな異音に似ています。異音を音楽でかき消しても、車の状態までは改善されません。同じように、においだけを隠しても、壁内結露、漏水、換気不足、空気の流れなどの原因が残っていれば、再びカビが目立つ可能性があります。
MIST工法®では、建材の水分状態を確認する含水率検査を行っています。さらに、ファイバースコープを使って壁の中を確認し、必要に応じて風量計で負圧や空気の流れも調べます。また、一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査により、見た目やにおいだけでは判断しにくい室内環境を数値化します。
文部科学省の「カビ対策マニュアル Q&A」では、カビが生育できる環境が整えば、書籍や文化財、それらを収蔵する建築物にもカビが発生すると示されています。つまり、カビは掃除の不足だけで起こるものではありません。湿気が残る構造や空気環境を確認しなければ、原因を見落とすことがあります。
においを長期間放置すると、建材への影響が広がり、建物の耐久性を損なうリスクがあります。これは住む方の責任という意味ではありません。目に見えない場所は、日常の掃除だけでは確認できないからです。
掃除してもカビ臭さが戻る場合は、強い薬剤を繰り返し使う前に、まず現状を調べてみてください。原因を数値と映像で見えるようにすることが、必要な対策を見極め、再発リスクを下げる第一歩です。手に負えないカビや原因の分からないにおいは、MIST工法®カビバスターズ本部までご相談ください。
目次
カビ臭さは建物からの見逃せないSOS
掃除してもにおいが戻る場合は、見えない場所の湿気とカビを疑いましょう
「きれいに掃除したのに、カビ臭さが取れない」という場合、表面だけの問題ではない可能性があります。
壁紙の裏や壁の中、床下、天井裏、収納の奥など、普段は見えない場所に湿気が残っていると、カビの菌糸が建材の内部へ広がることがあります。表面に目立つカビがなくても、においが続くなら、建物の内部でカビが生育しやすい環境になっていないか確認が必要です。
文部科学省の「カビ対策マニュアル Q&A」でも、カビが生育できる環境が整えば、建築物や収蔵物にカビが発生すると示されています。つまり、カビは掃除不足だけが原因ではありません。建物に水分が残る理由を調べることが重要です。
においを消しても原因が残ることがある
カビ臭さが気になると、消臭剤や芳香剤、強い薬剤で対処したくなるものです。しかし、においを一時的に感じにくくしても、壁内の湿気や空気の滞りまでは確認できません。
カビ臭さは、車を運転しているときに聞こえる「いつもとは違う音」に似ています。
異音を音楽でかき消しても、車の内部で起きている問題は分かりません。まず点検して、どこから音が出ているのかを調べる必要があります。
建物のカビ臭さも同じです。においは原因そのものではなく、見えない場所に何らかの変化が起きていることを知らせるサインかもしれません。
掃除してもにおいが戻るときは、次のような場所に注意してください。
壁紙や巾木の裏側
クローゼットや押入れの奥
家具と壁の隙間
床下や天井裏
水回りに接する壁の中
エアコンや換気設備の周辺
結露が起きやすい窓際や北側の壁
これらは空気が動きにくく、水分が残っていても気づきにくい場所です。
カビ臭さと建材の含水率は関係する
カビの原因を考えるうえで重要なのが、建材に含まれる水分です。
含水率とは、木材や壁材などが、どの程度の水分を含んでいるかを示す値です。室内の空気が乾いているように感じても、壁の内部や床下の建材に水分が残っている場合があります。
原因として考えられるのは、結露、漏水、換気不足、空気の流れの偏りなどです。見た目だけで原因を決めつけず、建材の含水率を測ることで、湿気が集中している場所を探しやすくなります。
MIST工法®カビバスターズでは、室内や建材の含水率検査を行っています。さらに、ファイバースコープを用いて、壁の中の状態を確認します。必要に応じて風量計を使用し、負圧や空気の流れに問題がないかも調べます。
においの感じ方には個人差があります。そのため、「気のせいかもしれない」と我慢する必要はありません。感覚だけで判断せず、真菌検査や含水率検査によって現状を数値化することが大切です。
放置すると建材への影響が広がる可能性がある
カビ臭さを長期間放置すると、湿気が残っている範囲や建材への影響が広がる可能性があります。
表面を何度も掃除しても、壁の内部に水分が残っていれば、同じ場所でカビが目立つことがあります。原因を確認しないまま対処を繰り返すと、必要な改善が遅れ、建物の耐久性を損なうリスクにもつながります。
重要なのは、においだけを消すことではありません。
カビがどこに存在する可能性があるのか
建材のどこに水分が残っているのか
壁の中で結露や漏水が起きていないか
空気が適切に流れているか
これらを確認し、カビが発生した原因を整理する必要があります。
一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査では、見た目だけでは判断できない室内のカビの状態を調べられます。含水率検査や壁内調査と組み合わせることで、においの発生源を絞り込みやすくなります。
掃除してもカビ臭さが戻る場合、それは掃除の仕方が悪いからとは限りません。日常生活では確認できない場所に原因が隠れていることがあります。
強い薬剤で無理に対処する前に、まずは専門調査で現在の状態を数値化しましょう。原因を見えるようにすることが、建物への影響とカビの再発リスクを下げる第一歩です。
目に見えない菌糸は建材の水分と関係する 」のブログ用の写真
表面のカビを拭き取っても、壁の中に湿気が残れば再び目立つ可能性があります
カビ臭さが続く原因を調べるには、目に見える黒ずみだけでなく、建材に含まれる水分にも注目する必要があります。
カビは表面に見えている部分だけで存在しているとは限りません。壁紙、石こうボード、木材などの内部へ、糸のような「菌糸」を伸ばしている場合があります。
表面を掃除すると、一時的に見た目やにおいが改善することもあります。しかし、建材の中に水分が残り、カビが生育しやすい環境が続いていれば、再びカビ臭さや変色が現れる可能性があります。
菌糸とはカビが広がるための根のような部分
菌糸とは、カビが栄養や水分を取り込みながら広がる、細い糸状の部分です。
壁や床に見える黒い点や色の変化は、カビの状態の一部にすぎません。その裏側や建材内部に菌糸が入り込んでいると、表面だけの確認では影響範囲を判断できないことがあります。
特に注意したいのは、次のような状態です。
同じ場所にカビが繰り返し現れる
壁紙に浮きや変色がある
巾木や床の近くからにおう
雨が降った後ににおいが強くなる
家具を動かすとカビ臭さを感じる
押入れやクローゼットの奥だけ湿っている
窓や壁に結露が繰り返し発生する
このような場合は、見えている範囲よりも内部で湿気が広がっている可能性があります。
室内湿度だけでは建材内部の状態を判断できない
室内の温湿度計が大きな異常を示していなくても、壁の中や床下まで乾燥しているとは限りません。
例えば、過去の漏水や結露によって建材が水分を含むと、表面が乾いたように見えても、内部には湿気が残ることがあります。また、家具の裏や収納内部など、空気が動きにくい場所だけで水分が抜けにくくなる場合もあります。
そこで重要になるのが、建材の含水率検査です。
含水率とは、建材がどの程度の水分を含んでいるかを示す値です。複数の場所を測定して比較することで、水分が集中している場所や、見た目では分からない異常を探しやすくなります。
MIST工法®カビバスターズでは、壁や床などの含水率を確認し、カビが発生しやすい水分環境が残っていないかを調べています。
含水率が高い理由まで調べることが大切
含水率検査で水分の偏りが確認された場合は、「なぜその場所に水分が集まったのか」を考えます。
原因として考えられるものには、次のようなものがあります。
窓や壁で発生する結露
配管や水回りからの漏水
外壁や屋根からの雨水の侵入
家具や荷物による空気の滞留
換気設備や空調の不具合
室内外の温度差による壁内結露
床下や地下空間から上がる湿気
原因を確認しないまま表面だけを処理すると、カビが再び目立つ可能性があります。現代の建物は気密性が高く、入り込んだ湿気が外へ抜けにくい場合があるため、空気の流れも含めた調査が必要です。
必要に応じて風量計を使用し、換気設備の風量や室内の負圧状態も確認します。負圧とは、室内の気圧が周囲より低くなり、隙間などから空気を引き込みやすくなる状態です。
空気の流れに偏りがあると、湿った空気が壁の中や天井裏へ入り込み、特定の場所に水分が集まることがあります。
壁の中はファイバースコープで確認する
壁の中に原因が疑われる場合でも、外から目視するだけでは状態を確認できません。
MIST工法®では、ファイバースコープを用いた壁内調査を行っています。小型カメラで壁の内部を確認することで、内部の変色、水分の跡、建材の状態などを調べます。
ただし、映像だけでカビの種類や量までは判断できません。そのため、必要に応じて一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査を組み合わせます。
含水率検査で水分の状態を確認する
ファイバースコープで壁内を確認する
風量計で空気の流れを調べる
真菌検査でカビの状態を数値化する
これらの調査を組み合わせることで、においだけに頼らず、原因を客観的に整理しやすくなります。
カビ臭さが続くときは、目に見えるカビだけを探すのではなく、菌糸が広がりやすい水分環境が残っていないかを確認することが大切です。原因の数値化が、必要な対策を見極め、再発リスクを下げるための土台になります。
カビ臭さの原因は専門検査で数値化する 」のブログ用の写真
真菌検査と含水率検査を組み合わせ、感覚だけでは分からない原因を整理します
掃除してもカビ臭さが取れない場合は、においの強さだけで原因を判断せず、専門検査で室内環境を数値化することが重要です。
においは、見えない異変に気づくきっかけになります。しかし、嗅覚には個人差があり、同じ部屋でも「強くにおう」と感じる人と、ほとんど気にならない人がいます。また、同じにおいを長時間嗅いでいると、感じにくくなることもあります。
そのため、カビ臭さの原因を調べるときは、感覚だけに頼らず、次の3つを確認する必要があります。
室内にどのようなカビが存在する可能性があるか
建材のどこに水分が残っているか
壁の中や換気経路に異常がないか
真菌検査で室内のカビを確認する
真菌検査とは、室内や建材に存在するカビ菌の状態を調べる検査です。
見た目がきれいでも、空気中にカビの胞子が浮遊している場合があります。一方で、黒い汚れが見えても、それがカビかどうかを外観だけで判断できないこともあります。
一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査では、目的に応じて検査方法を選びます。
空中浮遊菌検査
室内の空気を採取し、空気中に浮遊する真菌の状態を調べます。
カビが見えないのに部屋全体がにおう場合や、どの場所に問題があるのか分からない場合に、室内環境を確認する手がかりになります。
拭き取り検査
壁や床、家具の裏など、カビが疑われる場所から検体を採取します。
目に見える変色がカビによるものかを調べたい場合や、特定の場所を詳しく確認したい場合に用います。
室内と外気の比較
カビの胞子は屋外の空気にも存在します。そのため、室内の結果だけを見るのではなく、必要に応じて外気の状態と比較することが大切です。
室内外の違いを確認すると、室内にカビの発生源がある可能性を検討しやすくなります。
含水率検査で湿気の偏りを調べる
真菌検査でカビの状態を確認しても、湿気の原因が残っていれば、カビが再び目立つ可能性があります。
そこで、建材の含水率検査を組み合わせます。
含水率検査では、壁、床、天井、収納内部などを測定し、水分が偏っている場所を探します。周囲と比較して水分が多い場所があれば、結露、漏水、空気の滞りなどがないかを詳しく調べます。
特に、次のような場所は湿気を見落としやすいため注意が必要です。
水回りに隣接する壁
窓の下や北側の壁
押入れやクローゼットの奥
大型家具の背面
床と壁が接する部分
エアコンや配管の周辺
天井や床下の点検口付近
複数箇所の含水率を比較することで、表面だけでは分からない水分の動きを確認しやすくなります。
ファイバースコープで壁の中を確認する
含水率検査で壁内部の湿気が疑われる場合は、ファイバースコープを使用して状態を確認します。
ファイバースコープとは、細い管の先端に小型カメラが付いた調査機器です。通常では見えない壁の中や床下などを映像で確認できます。
調査では、次のような点を確認します。
建材に変色や水分の跡がないか
断熱材や下地材に異常がないか
配管周辺に漏水の形跡がないか
壁内に結露が疑われる状態がないか
カビのような付着物が広がっていないか
ただし、映像だけで付着物をカビと断定することはできません。疑わしい場所が見つかった場合は、真菌検査と組み合わせて判断することが重要です。
風量計で換気と負圧の状態を調べる
カビ臭さの原因を調べるときは、湿気だけでなく空気の流れも確認します。
換気設備が動いていても、必要な場所まで空気が流れているとは限りません。また、室内が負圧になっていると、壁の隙間や床下などから湿った空気やにおいを引き込む場合があります。
MIST工法®では、必要に応じて風量計を使用し、換気設備の風量や空気の流れを確認します。
真菌検査、含水率検査、ファイバースコープ調査、風量確認を組み合わせることで、カビ臭さの原因を次のように整理できます。
調査・検査確認する内容
真菌検査室内や建材に存在するカビの状態
含水率検査建材に残る水分と湿気の偏り
ファイバースコープ調査壁内や床下などの見えない状態
風量・負圧確認換気性能と空気の流れ
においを一時的に隠すのではなく、「カビ」「水分」「建物内部」「空気の流れ」の4方向から確認することが大切です。
現状を数値と映像で見えるようにすれば、必要な対策と優先順位を判断しやすくなります。カビ臭さが続くときは、強い薬剤を繰り返し使う前に、専門検査による原因の数値化をご検討ください。
カビ臭さの放置は建物の耐久性に影響する
においを隠し続けるのではなく、建材に湿気が残る原因を早めに確認しましょう
カビ臭さが続いている場合、においだけを消して様子を見るのではなく、建物の内部に湿気が残っていないかを確認することが大切です。
カビが生育しやすい状態は、建材に水分が残りやすい状態でもあります。結露や漏水、換気不足などを長く放置すると、壁紙や石こうボード、木材、断熱材などへの影響が広がる可能性があります。
すぐに建物が使えなくなるという意味ではありません。しかし、原因の確認が遅れるほど、調査や対策が必要な範囲を判断しにくくなります。
カビ臭さは湿気が隠れている手がかりになる
部屋のカビ臭さは、目に見えるカビだけから発生しているとは限りません。
壁の中や床下、天井裏などで湿気が続いていると、見えない場所でカビが生育している可能性があります。表面を掃除した後もにおいが残る場合は、建物内部の確認が必要です。
特に、次のような変化がある場合は注意してください。
雨の日や雨の翌日ににおいが強くなる
窓を閉め切るとカビ臭さが目立つ
壁や床の一部が冷たく感じる
壁紙に浮き、はがれ、変色がある
巾木や床材に膨らみが見られる
押入れや収納内の物が湿っている
同じ場所を掃除してもにおいが戻る
これらの変化があっても、原因がすべてカビとは限りません。だからこそ、目視だけで決めつけず、含水率検査や壁内調査で状態を確認することが重要です。
湿気が続くと内装材の劣化リスクが高まる
壁紙や石こうボード、木材などは、湿気の影響を受けると状態が変化することがあります。
壁紙の浮きや変色だけであれば、表面の張り替えを考える方もいるでしょう。しかし、下地材に水分が残っていれば、新しい壁紙にも同じような問題が起きる可能性があります。
注意したい建材への影響には、次のようなものがあります。
壁紙の浮きやはがれ
石こうボードの変色や傷み
木材の膨張や変形
床材の浮きや反り
断熱材の湿り
金属部分のさび
収納物や家具へのカビの広がり
建材の状態が変化すると、表面の掃除だけでは対応しにくくなります。影響範囲が広がる前に、水分の発生源と広がり方を確認することが、建物の耐久性を守ることにつながります。
原因を改善しなければ再発する可能性がある
カビ対策で重要なのは、見えているカビだけでなく、カビが発生した条件を見直すことです。
原因には、窓や壁の結露、雨水の侵入、配管からの漏水、換気不足、空調の風量不足などがあります。複数の原因が重なっている場合もあります。
例えば、壁紙の表面をきれいにしても、壁の中に湿気が残っていれば、カビ臭さが戻る可能性があります。また、換気設備を動かしていても、風量が不足していたり、空気が流れていない場所があったりすると、湿気が滞留することがあります。
そのため、次の順番で状態を整理することが大切です。
真菌検査でカビの状態を確認する
含水率検査で建材の水分を測る
ファイバースコープで壁内を確認する
風量計で換気と負圧の状態を調べる
結果を基に、原因改善の優先順位を決める
原因を追究せずに対処だけを繰り返すと、においやカビが再び目立つ可能性があります。
早めの数値化が建物への影響を抑える第一歩
カビ臭さがあるからといって、すぐに大規模な対応が必要とは限りません。
まず必要なのは、現在の状態を正しく把握することです。建材に水分が残っているのか、壁の中に異常があるのか、室内にどの程度の真菌が存在するのかを調べます。
MIST工法®カビバスターズでは、一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査に加え、建材の含水率検査、ファイバースコープによる壁内調査、風量計を用いた負圧の確認を行っています。
これらを組み合わせることで、感覚だけでは分からないカビ臭さの原因を数値と映像で整理できます。
カビ臭さを放置しないことは、単に室内のにおいを改善するためだけではありません。湿気による建材への影響を早期に把握し、建物の耐久性を損なうリスクを下げるためにも重要です。強い薬剤でにおいを隠す前に、まず原因がどこにあるのかを確認しましょう。
強い薬剤を使う前にカビの原因を見える化する
1995年創業の経験と専門検査で、必要な対策を判断できる状態へ導きます
掃除してもカビ臭さが取れない場合は、強い薬剤を繰り返し使う前に、建物の状態を調べることが重要です。
においが気になるからといって、すぐに広い範囲への対応が必要とは限りません。反対に、表面だけを掃除すれば十分とも限りません。
まずは、どこにカビが存在する可能性があり、なぜ建材に水分が残っているのかを確認します。現状を数値と映像で整理できれば、必要な対策の範囲や優先順位を判断しやすくなります。
原因調査が再発リスクを下げる土台になる
現代の建物は気密性が高く、室内の快適性を保ちやすい一方で、入り込んだ湿気が抜けにくい場合があります。
結露、漏水、換気不足、空調の風量不足などが残っていると、表面をきれいにしてもカビが再び目立つ可能性があります。
そのため、カビ臭さへの対策では、次の3つを順番に確認することが大切です。
真菌検査でカビの状態を調べる
含水率検査で建材の水分を確認する
壁内と空気の流れから原因を探る
MIST工法®カビバスターズでは、一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査を行っています。室内の状態を感覚だけで判断せず、検査結果を基に整理します。
さらに、建材の含水率検査、ファイバースコープによる壁内調査、風量計を用いた換気や負圧の確認を組み合わせます。
調査結果を基に必要な対策を判断する
カビの調査では、一つの検査結果だけで原因を決めつけないことが大切です。
例えば、含水率が高い場所が見つかっても、その理由が結露なのか、漏水なのか、空気の滞りなのかは追加の確認が必要です。また、壁の中に変色が見つかっても、映像だけでカビと断定することはできません。
複数の検査結果を照らし合わせることで、次のような判断がしやすくなります。
確認する項目判断につながる内容
真菌検査室内や対象部分のカビの状態
含水率検査水分が集中している場所
壁内調査見えない場所の変色や水分跡
風量・負圧確認換気不足や空気の流れの偏り
現地確認結露・漏水・建物構造との関係
必要以上に不安になる前に、何が起きているのかを確認することが先です。原因が分かれば、必要な部分に絞って対策を検討できます。
1995年創業の経験と安全管理体制
MIST工法®カビバスターズは、1995年創業の株式会社せらが運営しています。
一般住宅だけでなく、企業や重要施設など、情報管理や安全性が求められる環境にも対応しています。現場ごとに求められる国家基準や外資系企業の管理基準を確認し、安全管理と機密保持に配慮した調査体制を整えています。
カビ調査では、室内の写真、建物の構造、設備の状態など、外部へ不用意に公開できない情報を扱うことがあります。そのため、調査技術だけでなく、情報の管理方法も重要です。
ご相談内容や建物情報を慎重に取り扱いながら、原因の数値化と改善方法の整理を進めます。
日本全国のカビトラブルに対応
MIST工法®カビバスターズ本部では、日本全国のカビトラブルに対応しています。
次のようなお悩みがある場合は、専門調査をご検討ください。
掃除してもカビ臭さが戻ってくる
カビは見えないが部屋に入るとにおう
壁紙や床を交換しても再びにおいが出た
雨の日だけカビ臭さが強くなる
壁や床の中に湿気があるか確認したい
他社へ依頼する前に原因を調べたい
必要な対策範囲を客観的に判断したい
においを我慢し続けたり、ご自身を責めたりする必要はありません。壁の中や床下など、日常の掃除では確認できない場所に原因が隠れていることがあります。
カビ臭さは、建物の状態を確認するきっかけです。強い薬剤で無理に対処する前に、真菌検査、含水率検査、壁内調査、風量確認によって現状を見える化しましょう。
他社に依頼する前でも構いません。まずは専門家のファイバースコープ調査や真菌検査で、状況を数値化してみませんか?
よくある質問|カビ臭さと見えないカビの調査
掃除しても残るにおい、真菌検査、壁内調査に関する疑問へ専門家が答えます
カビ臭さが気になっても、目に見えるカビがなければ、専門家へ相談すべきか迷う方は少なくありません。
ここでは、掃除しても取れないカビ臭さや、真菌検査、含水率検査、ファイバースコープ調査について、よくある疑問を分かりやすく解説します。
Q1. カビが見えなくても、カビ臭ければ調査が必要ですか?
掃除や換気をしてもカビ臭さが続く場合は、専門調査を検討する目安になります。
壁紙の裏、壁の中、床下、天井裏、収納の奥などに原因があると、室内からはカビを確認できないことがあります。においだけでカビと断定することはできませんが、建物内部の湿気や空気の流れを調べるきっかけになります。
特に、同じ場所でにおいを繰り返し感じる場合や、雨天時に強くなる場合は、含水率検査や壁内調査が有効です。
Q2. 掃除してもカビ臭さが戻るのはなぜですか?
表面以外の場所に湿気やカビの菌糸が残っている可能性があります。
表面を掃除すると、見た目やにおいが一時的に改善する場合があります。しかし、壁の中や建材内部に水分が残っていれば、再びカビが目立つ可能性があります。
カビ臭さが戻るときは、掃除方法だけでなく、次の原因が残っていないか確認することが大切です。
結露
漏水や雨水の侵入
換気不足
空気の滞留
建材内部の湿気
換気設備の風量不足
室内の負圧による空気の引き込み
原因改善を行わなければ、同じ問題を繰り返す可能性があります。
Q3. 市販の強い薬剤を使えばカビ臭さは消えますか?
表面の状態によっては、においが一時的に弱くなることがあります。しかし、壁の中や床下に原因がある場合、表面への薬剤使用だけでは原因を確認できません。
また、建材の種類や使用場所によっては、変色や傷みにつながる可能性があります。複数の薬剤を混ぜる行為は避け、必ず製品表示に従ってください。
何度対処してもにおいが戻る場合は、強い薬剤を追加する前に、専門家による原因調査をご検討ください。
Q4. 真菌検査では何が分かりますか?
真菌検査では、室内の空気や対象部分から検体を採取し、カビの状態を客観的に確認します。
空中浮遊菌検査では、室内の空気中に浮遊する真菌を調べます。拭き取り検査では、壁や床などの付着物を採取して確認します。
見た目やにおいだけでは判断しにくい状態を、検査結果として数値化できる点が重要です。
MIST工法®カビバスターズでは、一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査をご案内しています。
Q5. 含水率検査はなぜ必要ですか?
カビが発生しやすい環境が残っていないかを確認するためです。
含水率とは、壁や床などの建材に含まれる水分の状態を示す値です。室内の湿度が下がっていても、建材の内部に水分が残っている場合があります。
複数の場所を測って比較すれば、湿気が集中している場所を見つけやすくなります。カビの状態だけでなく、カビが生育しやすい原因を調べるうえで重要な検査です。
Q6. ファイバースコープ調査では何を確認しますか?
通常は見えない壁の中や床下などを、小型カメラで確認します。
主に確認するのは、建材の変色、水分の跡、断熱材の状態、配管周辺の異常などです。大がかりに壁を開ける前に、内部の状態を確認する手がかりになります。
ただし、映像だけで付着物をカビと断定することはできません。必要に応じて真菌検査や含水率検査を組み合わせます。
Q7. 風量や負圧もカビ臭さに関係しますか?
空気の流れが、湿気やにおいの広がりに関係している場合があります。
換気扇が動いていても、必要な風量が確保されているとは限りません。また、室内が負圧になっていると、壁の隙間、床下、天井裏などから空気を引き込むことがあります。
風量計で換気設備の状態を確認し、においがどこから流れている可能性があるのかを調べます。
Q8. どの段階で専門家へ相談すればよいですか?
次のような状態が続く場合は、早めの相談をご検討ください。
掃除してもにおいが戻る
カビは見えないが部屋全体がにおう
壁紙や床に変色や浮きがある
雨の日にカビ臭さが強くなる
家具や収納の裏だけにおう
同じ場所でカビを繰り返している
壁の中や床下の状態が心配
他社へ依頼する前に原因を確認したい
すぐに大規模な対応が必要とは限りません。まず調査によって原因を数値化し、必要な対策を判断することが大切です。
MIST工法®カビバスターズ本部では、日本全国からカビ臭さや見えないカビに関するご相談を受け付けています。手に負えないカビトラブルや、原因が分からないにおいでお困りの場合は、専門家による現地調査をご検討ください。
まとめ|カビ臭さは見えない原因を調べるサイン
においを隠す前に、真菌・水分・壁内・空気の流れを数値化しましょう
掃除や換気をしてもカビ臭さが取れない場合は、壁の中、床下、天井裏、収納の奥などに原因が隠れている可能性があります。
表面にカビが見えなくても、建材の内部に湿気が残り、菌糸が広がっていることがあります。そのため、見た目がきれいになっただけでは、原因まで改善されたとは判断できません。
カビ臭さは、建物から届く小さなSOSです。
不安を煽るためのサインではなく、「今のうちに建物の状態を確認してほしい」という点検のきっかけとして受け止めることが大切です。
カビ臭さが取れないときの3つの要点
1. においだけを隠しても原因は分からない
消臭剤や芳香剤を使うと、一時的ににおいを感じにくくなる場合があります。しかし、壁の中の結露、漏水、建材の湿気、換気不足までは確認できません。
強い薬剤を繰り返し使う前に、なぜカビ臭さが続くのかを調べる必要があります。
2. 見えない菌糸と建材の水分を確認する
表面のカビを拭き取っても、建材内部に水分が残っていれば、カビが再び目立つ可能性があります。
MIST工法®カビバスターズでは、建材の含水率検査を行い、水分が集中している場所を確認します。さらに、ファイバースコープを使用して、壁の中の変色や水分の跡などを調べます。
3. 真菌検査と建物調査を組み合わせる
においの感じ方には個人差があります。そのため、嗅覚や目視だけでなく、一般社団法人微生物対策協会と連携した真菌検査によって、室内のカビの状態を数値化することが重要です。
必要に応じて風量計を使用し、換気設備の風量や負圧の状態も確認します。
確認方法分かること
真菌検査室内や対象部分のカビの状態
含水率検査建材に残る水分と湿気の偏り
ファイバースコープ調査壁内など目に見えない場所の状態
風量・負圧確認換気性能と空気の流れ
現地調査結露・漏水・構造との関係
原因改善が再発リスクを下げる
現代の建物では、原因を確認せずに表面だけを対処すると、カビ臭さや変色が再び現れる可能性があります。
重要なのは、カビを見つけることだけではありません。
どこにカビが存在する可能性があるのか
なぜその場所に水分が残っているのか
湿った空気はどこから入ってくるのか
換気や空調は適切に機能しているのか
どの範囲から優先して対策すべきか
これらを順番に整理することで、必要な対策を判断しやすくなります。
においを放置すると、湿気による建材への影響が広がり、建物の耐久性を損なうリスクがあります。早い段階で現状を数値化することが、影響範囲の拡大と再発リスクを下げる第一歩です。
カビ臭さを感じたら専門家へ相談する
掃除してもにおいが戻るのは、掃除の方法が悪いからとは限りません。壁内や床下など、日常生活では確認できない場所に原因が隠れている場合があります。
MIST工法®カビバスターズ本部は、日本全国のカビトラブルに対応しています。1995年創業の株式会社せらが培ってきた経験を基に、安全管理と機密保持に配慮しながら、カビが発生した原因を調査します。
手に負えないカビや、原因が分からないカビ臭さでお困りの場合は、においを我慢したり、強い薬剤で無理に対処したりする前にご相談ください。
他社に依頼する前でも構いません。まずは専門家のファイバースコープ調査や真菌検査で、状況を数値化してみませんか?
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カビ取り・カビ対策専門業者MIST工法カビバスターズ本部
0120-052-127(平日9時から17時)
カビの救急箱
【検査機関】
一般社団法人微生物対策協会
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